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図書館トップページ> 図書館コラム> トップページの写真(花・木) 平成18年 |
今までにトップページで使った花や木の写真を紹介します。
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秋もすっかり深まり、大仙公園のイチョウも色づきはじめました。
萩はあまり派手な花ではありませんが、万葉集にも数多く詠まれていて、秋の七草にもはいっています。花札では「七月」の札になるようです。
9月になったとたんに虫の声が賑やかになり、日ごとに涼しくなりました。
でも夏の花とされているチョウセンアサガオも、まだまだ元気に咲いています。とても匂いがよく、大きなつぼみがつんつん上を向いているところもかわいらしい花です。爽やかな白は秋の空気にもよく似合います。
毎日暑い日が続きます。日本庭園の前に朝顔の鉢がおいてありました。楽しむにはやはり朝のうちがよく、夏らしい爽やかな気分になれます。
園内には変化咲きの、花だけ見れば朝顔とはすぐにわからないものもありました。江戸時代には大流行して、様々な変化咲きを競い合ったとか。変化咲きの写真はこちら。
桜の木に実がなって赤く熟れてきました。ソメイヨシノの実は人間が食べてもおいしくないらしいですが、小さな赤い実は、見たところはとても可愛らしいです。カラスにはご馳走らしく、つついている姿をよくみかけます。さくらんぼの実る季節に桜の木の下にたくさん枝や葉が落ちていたら、犯人はどうやらカラスなどの鳥のようです。
お彼岸が過ぎ、暖かくなるのを待ちかねていたように色々な花が咲きはじめました。紅梅のような濃い色のカンヒザクラ、小さな白っぽい花のシキザクラ、桜以外ではモクレンやユキヤナギも咲いています。足元に目を向ければ、ハコベやナズナ、タンポポなども咲き、大仙公園はいろいろな色でいっぱいです。
木全体を見ての美しさもさることながら、花ひとつひとつの繊細な美しさにも天然の造形美を感じます。近くで撮った写真はこちらをどうぞ。
白梅に遅れること約2週間、紅梅も咲きました。つぼみは深い赤でしたが、花は濃いピンクのような可憐な色です。春のはじめに百花に先駆けて咲く梅を、万葉の歌人達はとても愛し『万葉集』には梅の歌が119首もあります。その時代には「花」と言えばすなわち梅を指していましたが、平安時代後期から桜にその座を取って替わられました。
その桜も、早いつぼみは色づいてきました。春はもうすぐですね。
御陵のお堀も凍る寒い日が続き、目にも冷え冷えとしていた大仙公園も、ようやく梅のつぼみがほころびはじめました。公園内には紅梅と白梅両方あるのですが、通常は白梅が先に咲くようです。
梅の花は桜と違い、咲くのもゆっくり、散るのもゆっくりで、長く楽しめます。大仙公園の西の端、図書館にかなり近い所で咲いていますので、図書館の行き帰りなどに探してみてください。香りも楽しめますよ。