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さかな

おもしろBOOKS探偵帖2010年(仕事編)

さかな

今回の「おもしろBOOKS探偵帖」のテーマは「仕事」です。

目次へ

●図書館では、働くことについて書かれた本を「366:労働問題」の分類番号の棚においています。
 また、「289:個人の伝記」の棚の本は、各分野で活躍した方の仕事について考えるヒントになります。

●特定の仕事を取りあげた本は、それぞれの仕事の分類番号の棚に分かれています。
 特定の仕事の分類番号を調べるには、『日本十進分類法』〈014.45モ〉の後ろにある相関索引を見てください。
 分類番号が分かったら、図書館ホームページや館内の検索機(OPAC)の詳細検索「分類」欄を使って調べることができます。さらに、「件名」欄に、仕事の名前(例:警察官)をいれて検索すると、関連する本を調べることができます。図書館ホームページの分類番号表も参考になります。 分からない時は図書館のカウンターでお尋ねください。

●色々な仕事についてまとめてみたいときにおすすめするシリーズ本
  ・『資格のとり方・しごとのすべて まるごとガイドシリーズ』 ミネルヴァ書房
    『看護師まるごとガイド』 〈498.14/カ〉 日本看護協会/監修
    『保育士まるごとガイド』 〈376.14/ホ〉 全国保育士養成協議会/監修 など
  ・『プロをめざす人の資格ガイド』 中央経済社
    『いまこそなりたい通訳・通訳ガイド』 〈801.7/シ〉 階戸 照雄/著
    『いまこそなりたい司法書士』 〈327.17/シ〉 清水 敏晶/著  など
  ・『なるにはBOOKS』シリーズ ぺりかん社
    仕事内容や必要な資格、そのための学校、その道のプロの話などがまとめられています。
    『消防官になるには』 菅原 順臣/著 〈317.79ス〉
    『パティシエになるには』 辻製菓専門学校/編著 〈588.3ツ〉
     『ロボット技術者になるには』 越川 彰彦/著 〈548.3コ〉 など


目次
仕事をしている人達の言葉
ほかにもこんな仕事が・・・
物語のなかの仕事
仕事ってなに?
ほかにも仕事について・・・
インターネットで調べる


書名の前の( )内は職業の名前です。

< >内の数字は、堺市立図書館の請求記号です。

請求記号とは?
 本の背のラベルの記号で、本を探すときに使います。
詳しくは「図書館で解決!?第7号」を見てください。


仕事をしている人達の言葉

(サッカー日本代表監督)
『オシムの言葉』 〈783.47オ〉
木村 元彦/著 集英社インターナショナル

 元サッカー日本代表監督、イビツァ・オシムについて書かれたものです。
 彼は民族紛争による祖国の分裂、家族との生き別れなど、政治的な争いに翻弄されながらも、信念をもって生き抜いてきました。サッカーを通じて語られる彼の人生哲学は、現実を直視し、常に考えて行動することの大切さを気付かせてくれます。
 普遍的な人生の真理を突く「オシムの言葉」に耳を傾けてみませんか。

(車内販売員)
『またあなたから買いたい!カリスマ新幹線アテンダントの一瞬で心をつかむ技術』 〈686.36サ〉
斎藤 泉/著 徳間書店

 斎藤さんは、山形新幹線で日本一の売り上げを誇る車内販売員。「ワゴンは小さなお店」をモットーに創意工夫と接客技術を研き、1時間でお弁当187個完売という記録的売り上げを達成!自分だったらどうされたら気分がいいかを実践する日々の現場奮闘記は、仕事をするにあたっての様々なヒントを与えてくれるでしょう。

(アメリカ駐在員→会社経営者)
『中卒の組立工、NYの億万長者になる。』 〈289.1オ〉
大根田 勝美/著 角川書店

 主人公は、中学卒業後、組立工からはじまり、やがてニューヨークへ渡り、人がうらやむほどの資産家になりました。
 その裏には、様々な苦労や困難があり、それを乗り越えるために血のにじむような努力があったのは事実です・・・。
 誰もがみんな、大根田さんを見習えとは言いません。でも、頑張れば成功することを、大根田さんは身をもって教えてくれます。

(自衛隊員)
『自衛隊レディース 不肖・宮嶋、再び。空飛ぶ大和撫子』 〈392.1ミ〉
宮嶋 茂樹/著 イカロス出版

 空を飛ぶ任務につく女性自衛官・・・パイロット教官、C−1機長、政府専用機搭乗員、機上兵器管制官など知性と勇気あふれる女性たち。初の防衛大学入学者や航空学生等、狭き門をくぐり抜け、厳しい訓練で鍛えられた女性自衛官たちの現場での様子を、軍用機とともに紹介しています。
 国防のためには命をかける覚悟を持つ彼女たちには、夫や子どもがいる人も多いそうです。自衛隊で空を飛ぶ仕事につくための具体的な道すじや、航空学生の受験レポートなどもあり、男女ともに楽しめる本です。

(動物学者)
『モグラ博士のモグラの話』 〈489〉
川田 信一郎/著 岩波書店

 モグラが好きだとか、興味がある人ってあまりいませんよね。ましてや、そのモグラを研究している人がいるなんて、何か不思議な気がしませんか。そんなもの、研究して何の役に立つのかなと。
 この本の著者も、もとは「昆虫少年」で、特にモグラが好きだったわけではないのですが、いろんな偶然の重なりで、モグラを研究することになったのです。もちろん、今ではモグラが恐らく、大好きなようです。この本を読めば、モグラについて詳しくなるのはもちろんですが、川田さんがどのようにしてモグラ博士になったのか、研究者としての生き方ってどのようなものなのかがわかります。きっと皆さんの参考になると思います。

(獣医師)
『野生動物のお医者さん』 〈649〉
齊藤 慶輔/著 講談社

 著者は野生動物、特にワシなど猛禽類を専門に診る獣医師。言葉をもたない相手の習性を理解することで、患者の痛みを知ることは、人間の医者と変わらない。そして、野生にもどすまでを仕事としている。また、絶滅を防ぐため、野生動物の病気やけがの原因も探る。相手の立場に立ち粘り強く仕事をする著者は、人間社会も変えていく。

(駅や鉄道で働く人)
『駅で働く人たち』 〈686〉
浅野 恵子/著 ぺりかん社

 駅や鉄道で働く人というと、改札やホームの駅員さん、電車の運転手さんや車掌さんが思い浮かびますが、他にもいろんな職種の人が働いています。普段、会うことはない駅や鉄道を支えて働いている様々な人にもスポットをあて、インタビューも交えてそれぞれの仕事を紹介しています。「しごとの現場としくみがわかる!しごと場見学!」シリーズとして、他に『病院で働く人たち』『放送局で働く人たち』が出版されています。

(ブック・ウーマン)
『ぼくのブック・ウーマン』 〈E〉
ヘザー・ヘンソン/文 デイビッド・スモール/絵 藤原 宏之/訳 さ・え・ら書房

 1930年代のアメリカでは、「荷馬図書館員」たちが、学校がほとんどなく、図書館もないような遠隔地に本を届けていました。この人たちは、ケンタッキー州で「ブック・ウーマン」と呼ばれていたのです。 彼女たちは、馬に乗って、1日がかりで山をのぼり、 雨の日も、霧の日も、こごえそうに寒い日も、本を届けていました。
 いまでは、本を運ぶ馬やラバは、ブック・モービル(移動図書館車)に姿を変えましたが、アメリカ合衆国のいたるところで、図書館員たちは、本を必要としている人々に、本を届け続けているのです。

(食肉加工センター)
『いのちをいただく』 〈Yウチタ〉
内田 美智子/文 諸江 和美/絵 西日本新聞社

 食肉加工センターに勤める坂本さんの仕事は、牛を殺して、お肉にすることです。坂本さんはこの仕事がずっといやでした。けれど…。
 私たちは、たくさんの命をいただいて生きています。坂本さんの仕事がなければ、だれもお肉を食べることができません。この本を読んで、命をいただくということについて考えてみてください。

(ピアニスト)
『ピアニストになると思わなかった。』 〈762.1テ〉
天平/著 ポプラ社

 高校を中退し、喧嘩と肉体労働に明け暮れる生活を送っていた少年が、ピアニストになることを一念発起し、ついには、芸大を卒業して、プロのピアニストになりました。
   決められた道を歩むのも人生なら、自分のなりたいものに突き進むのも人生です。

(登山家)
『100万回のコンチクショー』 〈786.1ノ〉
野口 健/著 集英社

 登山家・野口健が生まれたきっかけは、高校時代、停学処分中に出会った植村直己の『青春を山に賭けて』という一冊の本だった。 いじめ、落ちこぼれ、母との別れなど、自分の気持ちをどこにぶつけていいかわからず、苦しみの中にいた野口がたどりついた目標、自分の存在をアピールできるもの、それが登山だった。

(農業家)
『奇跡のリンゴ 「絶対不可能」を覆した農家木村秋則の記録』 〈625.21イ〉
石川 拓治/著 NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」制作班/監修 幻冬舎

 絶対不可能といわれた、農薬も肥料も全く使わないリンゴ栽培に挑んだ農業家、木村秋則さん。お菓子のように甘く、腐ることのない「奇跡のリンゴ」が実るまでの、長く壮絶な戦いの記録。「私がやっているのはリンゴが育ちやすいようにお手伝いをしているだけです」と言い切る木村さん。まさに、プロフェッショナルとは何かが分かる1冊です。

(弁護士)
『だから、あなたも生きぬいて』 〈289.1オ〉
大平 光代/著 講談社

 いじめにあい、割腹自殺を図った著者。つねに人生になんの希望も持てなかった彼女が、ある人物と出会い、宅建、司法書士、司法試験に一発で合格。現在は弁護士として非行に走る子ども達を救う毎日を送っています。生きること、努力すること。彼女の仕事の根幹にある大切な思いと過去を知ることのできる1冊。

(ホスピタルクラウン)
『ホスピタルクラウン 病院に笑いを届ける道化師』 〈オオム〉
大棟 耕介/著 サンクチュアリ・パブリッシング

 病院をたずねて、闘病中の子どもたちを元気づける道化師のことを「ホスピタルクラウン」と呼びます。病気の子どもたちを笑わせ、心安らぐ時間を持ってもらうのです。
 小児患者とプロの道化師の、こころあたたまる交流から、「笑い」の持つ力やすばらしさを感じることができます。
 欧米では、「ホスピタルクラウン」は治療法のひとつとして認められていて、普及しているそうです。日本でもこんな仕事がもっと広まるといいですね。

(漫画家)
『ひとりずもう』 〈サクラ〉
さくら ももこ/絵と文 小学館

 あの「ちびまる子ちゃん」の作者であるさくらももこさんが、漫画家としてデビューするまでのことを書いています。あこがれの漫画家になる夢をかなえるために頑張っていたことを、「ちびまる子ちゃん」のまる子風に、のんきに、さらっと書いています。 最後のシーンは、なんだかジンときますよ。
ほかにもこんな仕事が・・・

(彫刻家)
『バルセロナ石彫り修業』 〈714〉
外尾 悦郎/著 筑摩書房

(彫刻家)
『ライディング・フリーダム 嵐の中をかけぬけて』 〈Yライア〉
パム・M.ライアン/作 こだま ともこ/訳 ポプラ社

(オンライン古本屋)
『ぼくはオンライン古本屋のおやじさん』 〈024.8キ〉
北尾 トロ/著 風塵社
※2巻 もあります。

(高校教諭)
『オール1の落ちこぼれ、教師になる』 〈289.1ミ〉
宮本 延春/著 角川書店

(ストリートマガジン販売)
『ビッグイシューの挑戦』 〈368.2サ・地域資料では368.1サ〉
佐野 章二/著 講談社

(医師)
『ハーバード医学校 わたしが選んだ道』 〈490.7ロ〉
エレン・ロスマン/著 宮坂 勝之/訳 西村書店

(建築家)
『連戦連敗』 〈520.4ア〉
安藤 忠雄/著 東京大学出版会

(自転車部品製造)
『シマノ世界を制した自転車パーツ 堺の町工場が「世界標準」となるまで』 〈536.86ヤ・地域資料では536.2ヤ〉
山口 幸/著 光文社

(シェフ)
『調理場という戦場・「コート・ドール」斉須政雄の仕事論』 〈596.23サ〉
斉須 政雄/著 木村 俊介/聞き手 朝日出版社

(猟師)
『ぼくは猟師になった』 〈659セ〉
千松 信也/著 リトルモア

(八百屋)
『僕らの八百屋チョンガンネ 野菜や楽しさ、売ってます。』 〈673.7イ〉
イ ヨンソク/著 キム ヨンハン/著 日本放送出版協会

(ピアニスト)
『左手のコンチェルト 新たな音楽のはじまり』 〈762.1タ〉
舘野 泉/著 佼成出版社

(声優)
『声優になる!最強BOOK 声優になりたい人のための必読本。』 〈778.77セ〉
雷鳥社

(プロサッカー選手)
『15歳の選択 僕らはこうしてJリーガーになった』 〈783.47テ〉
寺野 典子/著 河出書房新社

(将棋の棋士)
『将棋の子』 〈796オ〉
大崎 善生/著 講談社

(作家)
『「恐怖の報酬」日記 酩酊混乱紀行』 〈オンダ〉
恩田 陸/著 講談社

物語のなかの仕事

(就職活動)
『シューカツ!』 〈イシタ〉
石田 衣良/著 文芸春秋

 仕事も会社も、わからない。でも今、闘うしかないんだ。
 元気で真面目な水越千晴は、鷲田大学3年生。仲間7人で「シューカツプロジェクトチーム」を結成した。プロジェクトチームのみんなでグループディスカッションの練習をしたり、エントリーシートを見せ合ったり、励ましあったり…。全員合格を目標に夢のマスコミ就職に向けて、闘う様子を描きます。

(消防士)
『鎮火報』 〈タチモ〉
日明 恩/著 講談社

 これは軽いタッチの楽しいミステリーだ。消防士の仕事は、生活が保障されてはいるが命がけでもある。雄大は、殉職した父のあとをついで消防士になった。父の二の舞にはならず、定年まで安穏と生活しようと考えている。しかし放火事件に巻き込まれる中で、考えがかわっていく…。仕事に就くとはどういうことかを考えさせてくれる、良き一冊だ。

(ディズニーランドのキャスト)
『ミッキーマウスの憂鬱』 〈マツオ〉
松岡 圭祐/著 新潮社

 ディズニーランドのバックステージで働くたくさんの人がいる。その1人である主人公はいろんな出来事を通じて、裏方の意義や仕事の誇りにめざめていく。だれもがあこがれるディズニーランドでの仕事の苦悩や喜び、職場としての裏側がわかって興味深い。

(靴屋)
『靴を売るシンデレラ』 〈ハウア〉
ジョーン・バウアー/著 灰島 かり/訳 小学館

 ジョナは靴店でバイトする高校生。デカぶつといわれるジョナだが、靴店では天才的センスで靴を売る。ところがジョナの店に、離婚した父親が酔っ払って訪ねてきた。クビを覚悟したジョナだったが、意外にもオーナーから、ひと夏の専属運転手を任命された。靴店のチェーン店を回る仕事でジョナはその力を発揮。涙あり笑いありの冒険の結末は?

(イギリス女王)
『やんごとなき読者』 〈ヘネツ〉
アラン・ベネット/著 市川 恵里/訳 白水社

 タイトルにもなっている“やんごとなき”お方とは、誰あろう、英国のエリザベス女王。ご公務に明け暮れる日々の中で、ある偶然の出会いから、読書の魅力に取り付かれてしまいます。主人公は、実在の人物ですが、それ以外は、あくまでも作者の想像の産物。とはいえ、この結末、お見事です、女王陛下。
※その他の物語のなかの仕事の本

(本造り職人)
『ルリュールおじさん』 〈E〉
いせ ひでこ/作 理論社

(幼稚園教諭)
『砂漠の国からフォフォー』 〈Yナカカ〉
中川 なをみ/作 舟橋 全二/画 くもん出版

(焼き物師)
『モギちいさな焼きもの師』 〈Yハク〉
リンダ・スー・パーク/著 片岡 しのぶ/訳あすなろ書房

(紡績工場の女工)
『ワーキング・ガール リディの旅立ち』 〈Yハタソ〉
キャサリン・パターソン/作 岡本 浜江/訳 偕成社

(納棺夫)
『納棺夫日記』 〈アオキ〉
青木 新門/著 桂書房

(フリーター)
『フリーター、家を買う。』 〈アリカ〉
有川 浩/著 幻冬舎

(出版社営業部員)
『平台がおまちかね』 〈オオサ〉
大崎 梢/著 東京創元社

(リストラ請負人)
『君たちに明日はない』 〈カキネ〉
垣根 涼介/〔著〕 新潮社

(外交員)
『女たちのジハード』 〈シノタ〉
篠田 節子/著 集英社

(古書店員)
『東京バンドワゴン』 〈ショウ〉
小路 幸也/著 集英社

(ツーリスト)
『あぽやん』 〈シンノ〉
新野 剛志/著 文芸春秋

(国語教師)
『図書館の神様』 〈セオ〉
瀬尾 まいこ/著 マガジンハウス

(落語家)
『笑酔亭梅寿謎解噺』 〈タナカ〉
田中 啓文/著 集英社

(警視庁巡査見習い)
『ボクの町』 〈ノナミ〉
乃南 アサ/著 毎日新聞社

(文楽の大夫)
『仏果を得ず』 〈ミウラ〉
三浦 しをん/著 双葉社

(会社員)
『星間商事株式会社社史編纂室』 〈ミウラ〉
三浦 しをん/著 筑摩書房

(航空会社社員)
『沈まぬ太陽』          〈ヤマサ〉
山崎 豊子/著 新潮社

仕事ってなに?

『就活のまえに 良い仕事 良い職場とは?』 〈366〉
中沢 孝夫/著 筑摩書房

 よい職場とは何か?就職情報や企業の宣伝にまどわされず、自分の仕事をみつけてみようという本です。 仕事とは何かを考えてから自分に合った仕事をみつけるために、丁寧に細部までかかれている本です。

『NHKあしたをつかめ 平成若者仕事図鑑』 〈366.29エ〉
NHK「あしたをつかめ」制作班/編 日本放送出版協会

 様々な職場で働く若者の姿を通して、仕事の特徴や魅力を紹介するNHK教育テレビ「あしたをつかめ」で放送されたものをまとめた本です。
 実際に働いている人の姿をリポートし、自分の仕事についてどんな思いを抱いているのか、その本音から、その仕事の特徴や魅力を紹介します。
 シリーズで3冊出版されています。

『働くということ』 〈366.04ハ〉
日本経済新聞社/編 日本経済新聞社

 現在は、職種も雇用形態も本当に様々です。その中から自分にあった仕事を見つけることは、容易ではないと思うかもしれません。では、この本で、諸先輩の歩みを一緒に振り返ってみませんか。与論島で、パソコン修理やシステム管理を引き受ける、システムエンジニアのエピソード。また、定年を待たずに裁判官を辞め、居酒屋を営む人生。いろんな人が、仕事に対して、また働くということに真剣に取り組んでいます。それらのケースから、自分なりの「働く」ということの答えがみつかるかもしれません。

『自分らしく働きたい』 〈366シ〉
清水 直子/著 大日本図書

 いろんな雇用形態の中で、労働弱者を作らないためにはどうすれば良いのか。人間にとって働くというのはどういうことか。障害者とともに働くためにはどうあるべきか。そのための制度や法律について分かりやすくかかれています。

『不機嫌な職場』 〈336.4フ〉
高橋 克徳/他著 講談社

 今「ギスギスした職場」が増えているそうです。そしてそのことによって社員が、職場が、子どもたちの未来が、壊れてしまうかもしれません。この本では、こうなった原因を追究するとともに、「社員が楽しく働ける職場」づくりに奮闘する企業の事例を紹介しています。これは職場だけではなく、日常にも応用できるかも。

『14歳からの仕事道 よりみちパン!セ』 〈366〉
玄田 有史/著 100%Orange/装画・挿画 理論社

 将来の仕事について不安を感じる事はありませんか? 何の仕事がしたいのか、どんな仕事が向いているのか分からない。でもそれでよいのです。誰しも最初は壁の前で戸惑い、右往左往するものなのです。
 この本では、仕事道について分かりやすく語られています。 自分の将来や仕事について、一度考えてみませんか?仕事に悩む、全ての人のための入門書です。

『日本でいちばん大切にしたい会社』 〈335.35サ〉
坂本 光司/著 あさ出版

 障害者の雇用率が7割に及ぶ会社、50年間一度のリストラもしなかった会社、世界の難民にメガネを送り続けた会社。規模は大きくなくても、社員に働く喜びを与え、地域社会に貢献し、しかも収益を上げている会社が日本にはあります。2巻目もあります。
ほかにも仕事について・・・

『しごとば』   『しごとば 続』 〈366〉
鈴木 のりたけ/作 ブロンズ新社

『13歳の進路』 〈376〉
村上 龍/著 はまの ゆか/絵 幻冬舎

『就活のまえに 良い仕事、良い職場とは?』 〈366〉
中沢 孝夫/著 筑摩書房

『働かない人達』 〈366.04ミ〉
三田 詒智朗/著 笠倉出版社

『女のシゴト道』 〈366.29オ〉
大田垣 晴子/著 文芸春秋

『18歳のハローワーク』 〈366.29シ〉
18歳のハローワーク制作プロジェクト/編著 ゴマブックス

『職業レファレンスブック』 〈366.29シ〉
労働政策研究・研究機構/編集 労働政策研究・研究機構

『自分の仕事をつくる』 〈366.29ニ〉
西村 佳哲/著 晶文社

『職人になるガイド 自分の技で生きる!』 〈366.29ヤ〉
山中 伊知郎/著 新講社

『女が職場を去る日』 〈366.38オ〉
沖藤 典子/著 新潮社

『16才のための暮らしワークブック 生きていくのにかかるお金は月いくら?』 〈591ク〉
工藤 啓/著 主婦の友社

インターネットで調べる

「JOBカフェ」

 地域で仕事を探す若者をサポートする公的機関。個別相談や求人情報、セミナーなどが利用でき、若者の就職活動をバックアップしています。

◇「JOBカフェSAKAI」(堺東)
    http://www.sakai-jobstation.jp/jobcafesakai_list.php

◇「OSAKAしごとフィールド」(天満橋)
    https://shigotofield.jp/


そのほか、大学・高専生対象ですが、就職活動をイメージする参考にしてください。

◇「大卒等就職情報WEB提供サービス」
    https://job.gakusei.go.jp/
  厚生労働省が設置した学生や若年者向けのハローワーク(公共職業安定所)のwebサイトです。

◇「大阪学生職業センター」(心斎橋)
    https://kopok.net/hellowork/post_879.html

堺市立図書館 平成22年12月発行(平成24年1月改訂)

掲載している情報は、すべて平成24年1月4日現在の所蔵状況、およびURLです。

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