回答
使われた詩は、ワーズワースの"幼少時の回想から受ける霊魂不滅の掲示"の第10章。
原詩は『Wordsworth』のp.76〜77に所収されている。
調査のあしあと
南図書館で所蔵するビデオで詩を確認。その後、邦訳されたワーズワースの詩集の語句とつきあわせて回答に至る。
参考資料
『ワーズワース詩集』改版 1985年 岩波文庫
これを調査したのは1993年であるが、当時は得られなかった下記のような対訳本や映画に引用されるさまざまな事物を紹介した資料が後年出版されている。
『ワーズワス詩集 対訳』1998年 岩波文庫 p.122〜124
左頁に英詩、右ページに訳が載っている。
『英詩と映画』2003年 アーツアンドクラフツ p.18〜22
原詩は載っていないが、映画の内容と詩の取り扱われ方が載っている。
なお、『英詩と映画』の同一著者の姉妹本の『映画で英詩入門』には"草原の輝き"は含まれていないが35本の映画と引用された詩が紹介されている。
参考
この映画は劇作家ウィリアム・インジのオリジナル脚本によるもの(『20世紀アメリカ映画事典』 p.1163)で、原題は"Splendor in the grass"という。原題で検索すると、(堺では所蔵していないが)大阪府下には洋書で所蔵している図書館もある。
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