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1902年頃と2012年の写真

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1902年頃の写真 2012年の写真
撮影月日:2012年11月11日
撮影場所:堺市堺区向陵中町4丁2
三国ヶ丘駅付近の建物屋上より東南方向の金剛山方面を撮影

『堺大観』第7巻、上記写真はp.112-113間に掲載、明治35年前後

東郊菜圃を隔てて金剛山遠望について

東郊とは、現堺区の東端あたりのことで、百舌鳥、三国ヶ丘あたりからの撮影と考えられる。写っているのは菜種畑と取水施設、積藁、村落だが、金剛山は不明確。菜種は当時、菜種油として灯火や神事用で、南大阪では広範囲に栽培されていた。現在の写真は、三国ヶ丘(向陵中町)付近から撮影したもので、金剛山を遠望しているが、今となっては菜種畑の面影はない。


参考文献

「大阪近傍南部〔地形図〕 明治18年 1:20,000」、大日本帝国陸地調査部、1887年