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図書館トップページ> 地域資料のページ> Web版『堺大観』写真集>百舌鳥耳原南陵(履中帝御陵) |
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百舌鳥耳原南陵(もずのみみはらのみなみのみささぎ)は墳長365m、盾形周濠(たてがたしゅうごう)を持つ日本で3番目に大きい前方後円墳。履中(りちゅう)天皇陵古墳に指定されているが、墳丘・出土埴輪の形式から父親とされる仁徳天皇陵に先立つ5世紀前半の築造と見られるなど、謎は多い。写真は明治30年代に前方部に面する拝所を西南方向、現在の泉北1号線付近から撮影したものらしい。昭和4年(1929)の上野芝駅(現阪和線)開業などで開発が進み、農地は姿を消し住宅に囲まれている。
『堺市史』続編第1巻,p.64-72
『百舌鳥古墳群の調査』1、堺市教育委員会、2008年
『百舌鳥古墳群の調査』2、堺市教育委員会、2009年
『堺の文化財 百舌鳥古墳群』、堺市、2009年
『百舌鳥古墳群の陵墓古写真集』、堺市博物館、2009年
『巨大古墳の世紀』、森浩一、岩波書店、1981年
『天皇陵古墳への招待』、森浩一、筑摩書房、2011年
『前方後円墳の世界』、広瀬和雄、岩波書店、2010年