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1902年頃と2012年の写真

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1902年頃の写真 2012年の写真
撮影月日:2012年11月20日
撮影場所:堺市堺区大仙町
百舌鳥耳原中陵正面を撮影

『堺大観』第7巻、p.101-108、上記写真はp.108-109間に掲載、明治35年前後

百舌鳥耳原中陵(仁徳帝御陵)について

百舌鳥耳原中陵(もずのみみはらのなかのみささぎ)は、大仙陵とも言い5世紀中頃の築造(出土埴輪等から判断)。日本最大(墳丘長486m)の前方後円墳で、仁徳天皇の御陵として伝えられ、宮内庁が管理している。3重目の濠は明治時代に掘り直されたもの。明治5年(1872)、前方部で竪穴式石室に収めた長持形石棺と甲冑、刀剣などの副葬品が確認された。レプリカが堺市博物館に展示されている。江戸時代までは一般人も墳丘に立ち入っていたようだ。


参考文献

『堺市史』第7巻,p.822-830
『伝仁徳陵と百舌鳥古墳群』、中井正弘、摂河泉文庫、1981年
『堺の文化財‐百舌鳥古墳群』、堺市教育委員会、 1999年
『天皇陵古墳への招待』、森浩一、筑摩書房、2011年
『仁徳陵 この巨大な謎』、中井正弘、創元社、1993年
『歴史のなかの天皇陵』、高木博志編、思文閣出版、 2010年
『歴史検証 天皇陵』、新人物往来社、2001年