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1902年頃と2012年の写真

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1902年頃の写真 2012年の写真
撮影月日:2012年7月8日
撮影場所:堺市堺区神明町東3丁1-10
西本願寺山門手前より山門全景を撮影

『堺大観』第6巻、p.26-29、上記写真はp.29-30間に掲載、明治35年前後

西本願寺別院について

浄土真宗本願寺派の寺院で、文明8年(1476)に道顕が堺の樫木屋町に信證院(しんしょういん)を建立し、その後現在の地に本堂を移した。しかし、寛政10年(1798)に火災で本堂を焼失。文政8年(1825)に再建された本堂は、現存する堺最大の木造建築物である。明治4年(1871)の廃藩置県後、堺県庁はこの地に移転した。明治14年1月に県域を大阪府に併合されて、その歴史に幕を降ろした。


参考文献

『堺市史』第7巻,p.640-643,p.764-770
『堺の寺社建築』1、堺市教育委員会、2000年、p.52-56
『和泉名所図会』巻之二、秋里籬嶌、寛政7年(1795年)
『堺鑑』中、衣笠一閑、貞享元年(1684年)