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1902年頃と2012年の写真

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1902年頃の写真 2012年の写真
撮影月日:2012年10月25日
撮影場所:大阪市住吉区遠里小野2丁目
南海電車高野線陸橋下の大阪市側の河川敷より上流方向に向けて撮影

『堺大観』第5巻、上記写真はp.30-31間に掲載、明治35年前後

大和川より浅香山眺望について

右岸(現在大阪市)の下流側から撮影していると思われる。大和川は浅香で大きく曲がり、右側に見える林は現在の浅香山町である。左側に本書の写真30番「大和川」と同じ千本杭がある。写真中央に遠望する「浅香山」は現在の常磐町と東浅香山町である。浅香山は、松林が続く風光明媚な場所だった。昭和の初めまで、きのこ採りや小学生が遠足に行く所だった。昭和30年代以後山が削られ住宅開発された。


参考文献

『明治前期・昭和前期 大阪都市地図』、清水靖夫編、柏書房、1995年