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1902年頃と2012年の写真

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1902年頃の写真 2012年の写真
撮影月日:2012年10月16日
撮影場所:堺市堺区大町東4丁2-7
祥雲寺園庭

『堺大観』第4巻、p.121-125、上記写真はp.125-126の間に掲載、明治35年前後

祥雲寺の松について

臨済宗大徳寺派の末寺で、谷正安(たにしょうあん)発願で寛永5年(1628)創建、瑞泉寺(ずいせんじ)と称した。沢庵(たくあん)和尚を開山の祖とし、寛永16年(1639)に祥雲寺に改称する。祥雲寺の五葉松は江戸時代から有名で、明治36年発刊の「祥雲寺境内案内」にも「臥龍松」と紹介されている。五葉松は戦災で焼失し、その跡に木を植えているがまだ若木である。若木の下の石組は亀の形状をしていると説明している。


参考文献

『堺市史』第7巻,p.632-636
「大阪府堺市龍谷山祥雲寺境内全図」、1903年
『和泉名所図会』巻之一、秋里籬嶌、寛政7年(1795年)
『堺鑑』中、衣笠一閑、貞享元年(1684年)