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図書館トップページ> 地域資料のページ> Web版『堺大観』写真集>宿院卯之日座劇場 |
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前身は龍神橋通(当時)にあった「龍神座」と称した芝居小屋で、明治初めに宿院に移り「大山座」に改称、さらに明治18年(1885)に「卯之日座」に改称した。明治30年2月に火災で焼失し、同年12月に再建された。第二次世界大戦末期の建物疎開で壊されるまで、市民の娯楽の場であった。戦後、道路拡幅により卯之日座敷地の南半分はフェニックス通りに含まれ、残りの部分に現在「デニーズ」がある。卯之日座劇場前の道は「デニーズ」西側の歩道のあたりであろう。
『堺市史』第3巻,p.1173-1174
『大阪府堺市土地宝典』杉山利作編、大日本帝国市町村地図刊行会、1936年
『堺市疎開地記録写真帳』、堺市、1945年
『岸谷勢蔵画堺市第1次疎開地区記録を読む』、堺市博物館、p.23