図書館トップページ> 地域資料のページ> Web版『堺大観』写真集>顕本寺 |
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室町期の宝徳3年(1451)日隆(にちりゅう)聖人が創建した法華宗の寺院で、当時は甲斐町東山之口筋の一角にあったと推定。大永7年(1527)には足利義維(よしつな)を擁立していわゆる「堺幕府」が樹立され、顕本寺は幕府の終焉の地となる。幕府の中心人物であった三好元長は当寺で自害した。元和(げんな)の戦火により現在地の宿院に移転。元長や高三隆達(たかさぶりゅうたつ)の墓などがある。堺大空襲では伽藍等が焼失したが平成15年(2003)には現在の本堂が建立された。