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1902年頃と2013年の写真

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1902年頃の写真 2013年の写真
撮影月日:2013年9月30日
撮影場所:堺市堺区寺地町東4丁1-14
本堂(右)と戦災を免れた毘沙門堂を南側より撮影

『堺大観』第4巻、p.81-88、写真はp.88-89間に掲載、明治35年前後


旭蓮社(大阿弥陀経寺)について

鎌倉時代末期、中国から帰朝した澄円(ちょうえん)上人の開創。現在は浄土宗知恩院末に属すが、廬山派・慧遠(えおん)大師の白蓮社(びゃくれんじゃ)の流れを汲む念仏本山として栄えた。明治維新後、堺県裁判所として本堂などが売却されたが、その後買い戻され復旧した。写真は江戸中期に再興された西を正面とする本堂と客殿で、昭和20年(1945)の堺大空襲で毘沙門堂を残しすべて焼失した。戦後の再建で南側が表門に、本堂も南向きになった。


参考文献

『堺市史』第7巻,p.10-12,p.563-568,p.752-754
『大阪府全志』巻5、清文堂、1922年
『和泉名所図会』巻之一、秋里籬嶌、寛政7年(1795年)
「浄土宗新聞 1994年11月号」