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図書館トップページ> 地域資料のページ> Web版『堺大観』写真集>南宗寺境内肖柏の墓 |
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牡丹花肖柏(ぼたんかしょうはく)は室町時代の連歌師であり、漢詩・和文・書道にも優れ、酒を愛し風流を極めた人物である。85歳没。晩年、戦乱を避けて、堺の紅谷庵(こうこくあん)に住む。この地で過ごした7年あまりの間に、注釈無しでは内容を正確に理解することが困難であった『古今和歌集』の読み方や解釈を堺の門人に伝え、「堺伝授(さかいでんじゅ)」と呼ばれた。また肖柏は、外出の際は、角に金箔を貼った牛に乗ったといわれていた。