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1902年頃と2012年の写真

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1902年頃の写真 2012年の写真
撮影月日:2012年10月29日
撮影場所:堺市堺区南旅篭町東3丁1-2
仏殿正面参拝道・通用門への曲がり角より北北西方向を撮影

『堺大観』第4巻、p.3-11、上記写真はp.17-18間に掲載
明治35年前後


南宗寺内 紹鴎の茶室について

南宗寺の寺域にある龍興山(りゅうこうざん)天慶院は、もと海眼庵(かいげんあん)と称し、臨済宗大徳寺派の寺院。方丈に附属する茶室「大黒庵」は、もと京都四条の夷堂(えびすどう)に武野紹鴎が営んだものを基として、四畳半のうち一畳分を床とし、前板を入れて仏間を設け、円窓を切っている(圍式(かこいしき)三畳台目(さんじょうだいめ))。躙(にじり)口はなく、貴人口を設けている。現在の建物は平成14年(2002)(雲峰和尚時代)に解体し、当時の古材を各所に用いて復元された。


参考文献

『堺市史』第7巻, p.600-619,p.745-752