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図書館トップページ> 地域資料のページ> Web版『堺大観』写真集>南宗寺内 紹鴎の茶室 |
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南宗寺の寺域にある龍興山(りゅうこうざん)天慶院は、もと海眼庵(かいげんあん)と称し、臨済宗大徳寺派の寺院。方丈に附属する茶室「大黒庵」は、もと京都四条の夷堂(えびすどう)に武野紹鴎が営んだものを基として、四畳半のうち一畳分を床とし、前板を入れて仏間を設け、円窓を切っている(圍式(かこいしき)三畳台目(さんじょうだいめ))。躙(にじり)口はなく、貴人口を設けている。現在の建物は平成14年(2002)(雲峰和尚時代)に解体し、当時の古材を各所に用いて復元された。
『堺市史』第7巻, p.600-619,p.745-752