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1902年頃と2013年の写真

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1902年頃の写真 2013年の写真
撮影月日:2013年1月24日
撮影場所:堺市堺区南旅篭町東3丁1-2
仏殿参道より仏殿の北半分を入れ、北北西方向を撮影

『堺大観』第4巻、p.18、上記写真はp.40-41間に掲載、明治35年前後


南宗寺本堂及東照宮について

仏殿は承応元年(1652)に建立、「大雄宝殿」とも言われ、大阪府下で唯一の純粋な禅宗様式の建物である。天井には狩野信政(かのうのぶまさ)筆による「八方睨(にら)みの龍」が描かれている。唐門は17世紀中頃に建立され、大坂夏の陣以降再建当時の建物である。戦災により焼失した東照宮へ通じる門。また右手前には、平成25年(2013)に客殿が新築されている。仏殿・唐門ともに国の重要文化財に指定されている。


参考文献

『堺市史』第7巻,p.600-619,p.745-752
『南宗寺史』、曽根研三編、南宗寺、1927年、p.4-5,p.87-88
『堺の寺社建築』1、堺市教育委員会、2000年
『和泉名所図会』巻之一、秋里籬嶌、寛政7年(1795年)
『堺鑑』中、衣笠一閑、貞享元年(1684年)