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1902年頃の写真

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1902年頃の写真

『堺大観』第4巻、p.3-11、上記写真はp.17-18間に掲載、明治35年前後

乳守遊郭について

南旅篭町及び南半町の東1丁、俗にいう六間筋にあった。鎌倉・室町時代には遊里として知られた。「乳守」とは、近くの臨江寺境内の乳守の社に乳を求め祈願すると霊験があるなど諸説がある。元和(げんな)以前は西に海を望み、高楼が立ち並び相当広かったようだが、元和の兵禍から復興したものの、その規模は紀州街道に沿った一角のみとなった。堺大空襲により焼失した。


参考文献

『堺市史』第3巻,p.694-705,p.716-717,p.1175-1179
『堺遊里史〔稿本〕』本編、河野文吉、p.3-13