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図書館トップページ> 調べもののページ> 図書館で解決!? 世界の国々 ~子どもの本で調べてみる |
今回は、調べ学習にも役立てていただけるよう、子ども向けの本を使って調べる一例として、アジアの国々についての調べ方をご紹介します。
子ども向けの本は、写真やカラー図版が豊富であったり、平易な言葉でわかりやすく書かれているという特徴があり、概観をつかむのに有用です。 子どもといっしょに調べ物をしてみると、新たな発見があるかもしれません。
調べ物の最初には、百科事典を見るといいでしょう。子どもむけの百科事典には『総合百科事典ポプラディア』ポプラ社 2011があります。「アジア」だから「あ」の載っている1巻目を見るのも正解ですが、もう一つ、12巻目の「索引」を使うという技があります。
世界を6つの地域にわけたとき、この地図のほとんどの地域がアジアに含まれます。
「索引」で「アジア」を調べてみると、「アジア」という見出しがどのページに載っているかわかるほか、「ユーラシア大陸」や「六大陸」という言葉も関連していることがわかります。関連する項目も見てみることで、より広く知識を得ることができるのです。
百科事典で調べた結果、アジアがとても広い範囲で、たくさんの国、多種多様な文化、人種が含まれていることがわかりました。
たくさんの国があることがわかったので、それぞれどのような国か調べてみます。面積や人口は百科事典にも載っていますが、百科事典は毎年出るわけではないので、少し古い情報になってしまうことがあります。
新しい情報を知るためには、毎年刊行される「年鑑」を使うのがよいでしょう。子ども向けには、『朝日ジュニア学習年鑑』朝日新聞出版が刊行されており、各国の面積や人口、首都、通貨、言語などの基本的な情報の他、時事ニュースも掲載されています。
現在、調べ物というと、インターネットで検索するのが一般的ですね。
Web検索はとても便利なのですが、見つけた情報が正確なものとは限らないところに注意が必要です。信頼性の高い情報を得るためには、政府など、公的機関のサイトを使うという方法があります。
各国の情報を調べるなら、外務省のサイトが日本政府の公式見解と考えられるでしょう。外務省サイトでは、各国の情勢、海外安全情報などが公開されているほか、子ども向けには「キッズ外務省」というページが用意されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kids/index.html
「世界の国々」のコーナーで各国の情報を知ることができます。ここでは世界を7つの地域に分けています。また、国旗や、面積や人口などいろいろなランキングや、世界の学校の様子を紹介するページもあります。
基本的な情報は年鑑などでわかりますが、社会や生活の様子などをもっと調べたいときには、地理(分類番号290-299)や民俗学(分類番号380-389)の本が参考になります。 様々な視点がありますので、できるだけたくさんの本で調べるとよいでしょう。
図書館にある世界の国についての子どもの本を探すには、図書館のホームページで <くわしく探す> 「件名」に「国名・地域名」、資料種別「児童書」をチェックして検索できます。「ソート順」を「出版年逆順」にしておくと、新しい本から出てくるので便利です。
以下に世界の国の様子が調べられる本を何点かご紹介します。
調べた結果をまとめるときには、調べた本の「書名」「著者名」「出版社名」「発行年」を参考資料として書いておきましょう。
(インターネットで調べたときは、「ホームページの名前」「誰の作ったページか」「URL(ページアドレス)」「調べた日付」を書くとよいでしょう)
他の人が調べるとき、また追加して調べなおすときなどに役立ちます。
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(ご紹介した情報は、平成25年9月30日現在のものです。)