回答
樹木の種類、成長の度合いにより異なる。二酸化炭素が樹木に吸収されることを「固定化」といい、『地球温暖化がわかる本』によれば、日本のスギ人工林で一ヘクタールあたり年19〜36トンを固定化する、とある。
調査のあしあと
『森とCO2の経済学』の本文中参考資料として挙げられていたのが上記回答に用いた資料。
また、大阪府立図書館の所蔵資料「大気浄化植樹指針」には、どの種類の樹木が吸収量が多いか、などが記載されている。
インターネットの検索エンジンでは、「二酸化炭素」「吸収」「固定化」などの用語で様々なサイトがヒットするが、環境省の京都議定書関連資料で「図解京都メカニズム」(現在6.1版が最新)に吸収量の算出方法が掲載されていて、詳しい。
また、独立行政法人国立環境研究所の提供するEICネット内の「このゆびとまれ!エコキッズ」のHPには、身近な樹木の種類と太さを入力すると、1日に吸収する二酸化炭素の量を計算してくれるコーナーがある。
京都メカニズム情報コーナー ( http://www.env.go.jp/earth/ondanka/mechanism/index.html )
このゆびとまれ!エコキッズ ( http://www.eic.or.jp/library/ecokids/ )
調査日
2007年4月
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