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−レファレンス事例集−

堺市立図書館

「小松帯刀(こまつたてわき)」という人物に関する本を読みたい。 歴史005
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回答
『薩摩藩最後の城代家老 小松帯刀概要』(小松帯刀研究会)
『小松帯刀の功績』(瀬野富吉)
この2冊は、大阪府立図書館より借用。
『幻の宰相 小松帯刀伝』(瀬野富吉)
また、小松帯刀に関する記述は多くないが、軽く読めるものとして『名家老とダメ家老 −戦国〜幕末・維新三〇〇諸侯の家老列伝』(加来耕三)がある。
また、これも小松帯刀に触れている部分は少ないが、『天璋院篤姫 』(宮尾登美子)は、2008年NHK大河ドラマの原作であるため、ドラマから興味をもたれた方はこちらをお勧めしたい。
『一外交官の見た明治維新 』(アーネスト・サトウ)は、小松帯刀が生きた幕末、明治維新の時代を外国人の目から客観的に書いたものとして評価が高いが、この第十六章でも、小松帯刀について触れている。

調査のあしあと

 小松帯刀その人については、『国史大辞典 第6巻』(p.12)が詳しい。
国史大辞典の出典として、『百官履歴 上(日本史籍協会叢書)』、『鹿児島県史 3』『小松帯刀伝・薩摩小松帯刀履歴・小松公之記事(鹿児島県史料集21)』『日吉町郷土史』があげられているが、堺、大阪府では所蔵なし。また、『国書人名辞典 2』(p.287)によると、小松帯刀本人の日記が存在することがわかる。(『肝付尚五郎日記』、『小松帯刀日記』)
小松帯刀の故郷鹿児島県吉利(現在は、合併して日置市日吉町)には、「小松帯刀研究会」があり、「小松帯刀研究会叢書」を出版している。現在出版されているのは
・『明治新政府に残した小松帯刀の足跡・略年譜(1997.11)』小松帯刀研究会叢書 1
・『薩摩藩最後の城代家老小松帯刀と堺事件(1998.4)』 同叢書 2
・『横浜・横須賀両製鉄所と小松帯刀(1999.11)』同叢書 5
・『東京行幸と小松帯刀(2001.4)』同叢書 6

調査日
2007年7月



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