回答
『きもの仕立ての勘どころ』 (文化出版局)P151〜P160に男袴、
『きもの百科 3』(マコー社) P45〜P53に女袴、P59〜P67に男袴
『きものの仕立て方・頼み方』(世界文化社) P121〜P126に男袴
『和服裁縫全書』(婦人生活社) P193〜P197に女袴、P285〜P288に男袴
がそれぞれ記載されている。
調査のあしあと
「ハカマ」で書誌検索すると、仕立てではなく着付けの本がヒットするので、「和裁」の本をいくつか取り寄せ中を確認した。
インターネットで、「袴」 「縫い方」 「仕立て」などをキーワードに調べると、仕立て方が載っている本を紹介するページがあったので、その本も予約して中を確認した。ちなみにあちこちのサイトで紹介されていたのが、「時代衣装の縫い方」 (源流社)という本だが、堺市では所蔵していなかった。
袴の種類については「きもの百科 3」に以下の記述あり。
「男袴は、黒の五つ紋付羽織とともに男物の正式の礼服になります。女袴と違い、形も十番(じゅうばん)馬乗(うまのり)袴(馬に乗りやすいようにまちが付いている)、行燈(あんどん)袴(内側は女袴と同じ筒型)などがあります。正式には馬乗袴を使用しますが、仕立て方が簡単ではきやすいことから、最近ではほとんどが行燈袴を使用するようになりました。」
調査日
2007年8月
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