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図書館トップページ> 地域資料のページ> Web版『堺大観』写真集>浜寺公園大久保卿詠歌 |
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惜松碑(せきしょうひ)と呼ばれるこの碑には「於東二起久(おとにきく)高師農濱廼(たかしのはまの)者末丶都毛(はままつも)世能阿多奈見盤(よのあだなみは)乃可禮左利計李(のがれざりけり)」と記されている。明治6年(1873)の夏に、松の濫伐のため、荒廃していた高師浜を訪れた大久保利通卿がこの歌を詠み、堺県令税所篤(さいしょあつし)に伐採の中止を命じ、浜寺公園が誕生した。碑は明治31年にこの事を紀念し、当時あった「海濱院」の門近く(現在の公園事務所付近)に建立され、今も公園入口右手奥に残る。