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図書館トップページ> 地域資料のページ> Web版『堺大観』写真集>海船浜 |
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海船浜は、桜之町から柳之町までの浜をさす。『堺大観』には、柳之町西3丁に蛸市(たこいち)があり、海船浜と山本新田の間に幅25間(約45m)の堀川があったが、桜ノ町浜から錦ノ町浜を吉川俵右衛門(よしかわひょうえもん)が4間幅に埋め立てたと書いている。この写真の橋は、長さ約8間の海山橋(かいさんばし)と推察できる。小屋や樽は、海山橋の東南に明治10年(1877)まであった蛸市の名残りと思われる。
『堺市史』第3巻,p.513
『堺市史』第7巻,p.277,p.812,p.847
「堺市実測地図 明治43年 1:6,000」、文岳堂編輯部、1910年