鉄道が初めて堺市で開通したのは、明治21年(1888年)5月です。難波駅〜吾妻橋(堺)駅間で、日本初の民間鉄道である阪堺鉄道会社のこの路線は現在の南海本線になります。当時は蒸気機関車が走り、明治40年代になって路線は電化されました。堺では、その後明治31年(1898年)に高野鉄道(現・南海高野線)、明治44年(1911年)に阪堺電気軌道、そして昭和4年(1929年)に阪和電気鉄道(現・JR阪和線)が開通しました。