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明治45年(1912)、阪堺電気軌道(のち南海鉄道に合併)が自社線への乗客誘致策として、大浜公園地に堺市(大浜)公会堂を建設し、翌大正2年(1913)には、コテージ風の大浜潮湯が開業しました。
両施設は、明治建築界の重鎮、辰野金吾の主宰する事務所の設計によるものです。同事務所の作品では、南海本線浜寺公園駅舎が現存し、登録有形文化財に指定されています。今回展示の図面は、平成2年(1990)に市内の小学校で見つかったものです。
公会堂では、宝塚に対抗して少女歌劇なども開幕されましたが、のちに公会堂は堺市に移管され、歌劇の舞台は潮湯に新設されました。
大浜潮湯は、今でいうヘルスセンターとして、堺はもちろん遠方からも持病に効くなどとして、湯浴みにやってきた客でにぎわいました。
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