うたにあわせて
1ぴきのねずみから
なかまがどんどんふえて

さいごには10ぴきのねずみたち。

おしょうさんに、やまでたきぎをひろってくるようにいわれたこぞうは、やまのなかできれいなおんなのひとにであった。

こぞうはそのおんなのひとにごちそうしてもらうことになった。

すっかりおそくなったので、こぞうは、おんなのひとのいえにとめてもらうことにした。

こぞうが、よなかにふとめをさますと、ふすまのかげでなにやらほうちょうをといでいるおとがする。

じつは、おんなのひとは、ひとをたべるやまんばだった。

つかまったこぞうは、もらったさんまいのおふだのいちまいをはしらにくくりつけにげだした。

やまんばがおいかけてきた。

こぞうがおおきなかわになれ、とおふだをなげると、おおきなかわになり、 おおかじになれと、おふだをなげるとひのうみになった。

こぞうはおおいそぎでてらまでにげた。

てらのおしょうさんが、やまんばに、おおにゅうどうにばけられるかというと、やまんばはおおにゅうどうにばけた。

おしょうさんが、やまんばに、まめつぶにはばけられまいというとやまんばは、まめつぶにばけた。

おしょうさんは、そのまめつぶを、ぺろりとたべてしまった。

それで、こぞうはたすかったと。

にんぎょうげきのあと、
にんぎょうとあそびました。

やまんばや、おおにゅうどうとあくしゅ。

みんなこわくなかったかな。