図書館トップページ> 図書館コラム> 島泰三ワークショップ「アイアイの指のひみつ」 |
平成20年8月2日(日)、霊長類研究者の島泰三氏をお迎えして、堺市子ども文庫連絡会の主催により、中央図書館で小学生対象のワークショップを開催しました。
まず、中央図書館ロビーのパネル展「アイアイとマダガスカルの森」をみんなで見に行きました。
いろいろな動物の絵や写真を見ながら、島さんに説明をしていただきました。
手に持っているのは、ラミーという木の実の種です。
穴が開いているのは、アイアイが食べたあとだから。
じゃあ、そのラミーを道具を使って割ってみましょう。
とても硬いので、みんな一所懸命に叩いています。
悪戦苦闘の末、やっと割れました!
ラミーの種の中は3つの部屋に分かれていて、アイアイはその中に入っている核を歯と指を使って上手に食べるんだそうです。
今度は、アイアイの長い中指の代わりに、カニ用のスプーンを使って胡桃の中身を取り出してみましょう。
回すように取り出すのがコツですよ。
マダガスカルに住むサル達の中には、硬い果物の皮をうまく剥けるような指を持つものがいます。
人間の指との違いを…
あれ、剥いちゃった!
ご自分で撮影した貴重な写真を使って、わかりやすく説明してくださいました。
8月3日(日)には、講演会も開催されました→「人はなぜ立ったか」