堺市 図書館トップページ> 知的書評合戦「ビブリオバトル」第2回
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知的書評合戦
ビブリオバトル in さかい #2
平成24年(2012) 2月19日(日)開催

 平成24年2月19日(日)、前回に引き続き、第2回目の「ビブリオバトル inさかい」を実施しました。
 今回のテーマは「二人」。チャンプの栄冠は果たしてどの本に・・・。

画像:会場の様子

画像:1番目の発表者
最初の発表は、「潤一郎訳 源氏物語」
「この本が印象に残った!」
 観戦者からのコメント
  • 源氏物語は田辺聖子さん訳のものを最初の方だけ読んだことがありますが、プレゼンを見てまた読みたくなりました。
  • 「最初に朗読テープを聞いてから、本を読みはじめた」というエピソードがよかったです。

2番目の発表は、
「ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験」
「この本が印象に残った!」
 観戦者からのコメント
  • ぜひ私が読み、子どもに読ませたいと思いました。
  • 求職中の身としては、とても参考になる&身につまされる本だと思いました。発表者の方は「この本に高校生のときに出会っていれば」とおっしゃっていましたが、きっと巡り合った時が一番のタイミングだと思います。たぶん。
画像:2番目の発表者

画像:3番目の発表者
3番目の発表は「あの日、パナマホテルで」
「この本が印象に残った!」
 観戦者からのコメント
  • とてもいいところで止めて、ああ、今すぐにでも読みたい!と思わされた。
  • 日系の女の子と中国系の男の子というアメリカ社会ではマイノリティの2人が主人公になっているのが気になりました。

4番目の発表は、「レインツリーの国」
「この本が印象に残った!」
 観戦者からのコメント
  • 今、若い人々の間で人気の有川浩の作品を具体的に紹介してくれたのが良かった。
  • 終始、登場人物が二人というのがおもしろかったです。年上の方が多い中、一生懸命話されていたところもよかったです。
画像:4番目の発表者

画像:5番目の発表者
5番目の発表は「スキッピング・クリスマス」
「この本が印象に残った!」
 観戦者からのコメント
  • すばらしいプレゼンでした。きいているだけで楽しかったです。
  • 「結末が個人的には好きではない」というプレゼンが逆によかったです。
  • 二人がどうするのか知りたい。

最後の発表は、「初秋」
「この本が印象に残った!」
 観戦者からのコメント
  • 年齢差のある二人の心の成長が気になりました。
  • 探偵物でタイトルからもハードボイルドかと思いましたが、お話をきくと違うようで気になりました。
  • 絶対読んでみようと思う。
画像:4番目の発表者

全ての発表が終わり、シンキングタイムの後、観戦者は「一番良かった」と思う発表に手をあげます。
画像:投票タイム1
画像:投票タイム2
さて結果は・・・

第2回のチャンプ本は
「ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験」(発表者:梶原 達生さん)

写真:チャンプ本発表者コメント発表 写真:盾授与
写真:第2回チャンプ本発表者
発表者のコメント:
前回、観戦して面白そうだと感じ、おすすめしたい本が今回のテーマ「二人」にこじつけられたので、発表者に申し込みました。事前の準備としては、ノートに書き出し何度か練習しました。ですが、大勢の前で話すのは慣れていなく、落ち着いて発表できなかったです。それでも、観戦者とのやり取りで、「読んでみたくなった」と言ってもらえたのが嬉しく、発表して良かったと思いました。写真のような楯を持ったのは人生初ですが、思ったより重かったです。
近頃は惑星探査機のはやぶさや、漫画『宇宙兄弟』、仮面ライダーなどで宇宙が取り上げられています。発表した『ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験』は宇宙を知る一端になるだけでなく、夢に向かって頑張る素晴らしさを思い出させてくれる一冊です。ぜひ、ご一読ください。


発表者 紹介された本(発表順)

潤一郎訳 源氏物語
 谷崎潤一郎/作 中央公論社 1991 
ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験
 大鐘良一・小原健右/著 光文社 2010

あの日、パナマホテルで
 ジェイミー・フォード/著 集英社 2011

レインツリーの国
 有川浩/著 新潮社 2006

スキッピング・クリスマス
 ジョン・グリシャム/著 小学館 2002

初秋
 ロバート・B・パーカー/著 早川書房 1982

観戦者からのコメント
写真:ルール説明を聞く発表者の皆さん 写真:会場の様子
観戦者からのコメント
  • みんな本が好きなんだな~というのがよく伝わってきました。世代も本の分野もバラバラでよかったです。
  • 皆さんご自身の感じられたことをきちんと伝わる言葉にされていて、すごいなと思いました。
  • 「本」が人と人とのコミュニケーションのツールになるのだと改めて「本」の持つ力を感じました。
  • ビブリオバトルに興味があったので見せていただいてよかったです。本に対していろんなアプローチがあるんだなぁと思いました。
  • 二人といっても色々なパターンの二人が有ると再認識しました。
  • 発表者の方が紹介してくれた本は全て読みたくなりました。



堺図書館ビブリオバトル倶楽部からのお知らせ

こんにちは!堺図書館ビブリオバトル倶楽部代表の吉野です。

ビブリオバトルは、最近プチブームの、簡単に言ってしまうと、本のプレゼン大会です。

キーワードは、 「本を通じて人を知る。人を通じて本を知る。」 です。

本を読んで思ったこと・感動したことをみんなで共有して深めあい、みんなそれぞれを通じて面白い本に数多く出会える楽しいイベントです。

参加して聞くだけでもOK。発表者が感動した本の熱いプレゼンを聞きながら、今まで知らなかった世界に出会う、5分間のエキサイティング・タイム。ぜひ体験してみてください。


部員大募集!

堺図書館ビブリオバトル倶楽部では、ビブリオバトルの企画・運営に協力していただけるスタッフを募集中です。イベントが好き!本が好き!な あなた、一緒にイベントを盛り上げていきませんか?フライヤーや優勝賞品作成のお手伝い、写真撮影などをしていただけるクリエイター系部員も募集しています。 ご興味ある方は中央図書館まで。


部員からのコメント

私はビブリオバトル部員ではありますが、ビブリオバトルを実際に観戦したのは今回が2回目になります。 発表者の方々の「面白さを伝えたい!」という思いが伝わってきて、5分間があっという間に感じました。

発表ではなくお手伝いする側ですが、参加することができてとても楽しかったです。



次回開催予定

第3回

平成24年(2012) 3月18日(日)
テーマは「ことば」です。


参加お申込み

中央図書館へ、 来館または電話(072-244-3811)、 電子メールで。
・メール件名は「ビブリオバトル申込み」としてください。折り返し担当者からご連絡します。
(発表者の受付は締め切りました。観戦のみお申込みいただけます。)


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