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子ども読書活動推進ロゴ  ページをめくれば… No.3 
(ほら、このほんおもしろかったよ 中学生版)
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フィクション
『園芸少年』

 魚住直子/著 講談社

 学校のすみにほっておかれた植木鉢に水をやると、かれていた植物がよみがえった・・・。ひょんなきっかけから園芸部の活動をすることになったのは、何事にも無関心な篠崎、つっぱっている大和田、そして段ボールをかぶって学校に来る庄司。アンバランスな三人が植物とともに成長していく物語です。
『黒魔女コンテスト』

 エヴァ・イボットソン/著 偕成社

 偉大なる魔法使い<恐ろしのアリマン>はもっとも邪悪でもっとも強い黒魔術を使える魔女を花嫁に選ぶため、コンテストをひらくことにした。集ったのは個性的な七人の魔女たち。
 さあ、もっとも“黒い”魔法を見せたのは誰だ?
『はみだしインディアンのホントにホントの物語』

 シャーマン・アレクシー/著 小学館

 保留地で暮らすインディアンのオレは希望を求めてエリート白人の行く学校に通い始めた・・・。
 語りようによっては暗くなる内容がユーモラスにさらっと描かれている。78%事実で、ちょっとフィクションの自伝的物語。
『とむらう女』

 ロレッタ・エルスワース/著 作品社

 母さんが死んだ時、あたしは十一歳、妹は五歳だった。まもなくパパのお姉さんがやってきて、あたしたちの面倒を見てくれるようになった。
 妹はすぐにおばさんになついたけれど、あたしは母さんの思い出がなくなるみたいで嫌だった。それにおばさんは「おとむらい師」の仕事をしているらしい・・・。
『トレッリおばあちゃんのスペシャルメニュー』

 シャロン・クリーチ/著 評論社

 親友のベイリーとけんかしちゃって、ささくれだったあたしの心。あたしはただ、目のみえないベイリーの役に立ちたかっただけなのに!
 でも、トレッリおばあちゃんがスープを作りながら話を聞いてくれると、いつの間にか“トゥット・ヴァ・ベーネ(すべてよし)”という気持ちになってしまう。
ノンフィクション
『おなやみジュース』(15歳の寺子屋)

 令丈ヒロ子/著 講談社

 『若おかみは小学生!』など人気シリーズの作者、令丈ヒロ子さん。意外なことに作家になりたい、と自分の気持ちに気付いたのは大学進学の時だったそうです。
 定まらない目標や自分の甘さがつらくてしかたなかった時期、ある言葉が令丈さんを救ってくれました。
 読めばあなたの悩みも少し軽くなるかもしれません。
『どんとこい、貧困!』(よりみちパン!セ)

 湯浅誠/著 理論社

 長いあいだ私たちの社会は「貧困」という現実から逃げていた。仕事がみつからない人や生活するだけのお金を稼げない人を「努力しないからだ」「本人の責任だ」とその人のせいにしていた。けれども生活が苦しくて自殺する人が増えている、生きづらい社会が正しいのだろうか。「貧困」に逃げず、立ち向かえる社会に変えてみないか?
『暴力はいけないことだと誰もがいうけれど』(14歳の世渡り術)

 萱野稔人/著 河出書房新社

 暴力はいけないことだといわれる。しかし、人間は暴力と無関係に生きることはできない。暴力は悪であると道徳的に言い切るだけでは何も解決しない。
 様々な視点から暴力について考えることで、暴力との付き合い方、社会全体で暴力を管理していく方法を学ぶことの大切さを訴える本です。
『虫はごちそう!』

 野中健一/著 小峰書店

 みなさんは虫をたべたことはありますか?虫のすむ場所が少なくなったため、虫を食べている地域は昔より少なくなったけれど、今だって日本中、いや世界中で虫はごちそうとして食べられています。
 いろいろな虫料理とそこで暮らす人々の暮らしを探ってみよう。
『クローズアップ大図鑑』

 イゴール・ジヴァノヴィッツ/著 ポプラ社

 小さな動物にとって、世界はわたしたちが知っているものとちがっています。水はシロップのようにとろみがあるものですし、わたしたちには見えない色が見えたり、聞こえない音を感じ取ったりしています。
 拡大された写真を通して見えてくる、小さな動物たちが暮らす驚きの世界をのぞいてみましょう。
『駅で働く人たち』

 浅野恵子/著 ぺりかん社

 みなさんが良く利用する“鉄道”に関わるいろいろな仕事を、駅の仕事を中心に運転士や車掌、さらにみなさんの目につかない「裏方」の仕事に至るまで、実際に働いている人のインタビューもまじえてわかりやすく説明しています。この本を読めば、鉄道に乗るのが何倍も楽しくなりますよ。
堺市立図書館 平成22年6月発行


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