「図書館で解決!?」号外 ビジネス情報を調べる (東図書館ビジネス書コーナー) |
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東図書館では、平成18年に、ビジネス書コーナーを開設しました。所蔵冊数は現在5千冊を越え、毎年1万冊以上の本が貸出されています。そこでビジネス書コーナーをもっと利用していただくため、レファレンス・ブック(参考図書)を中心にビジネス情報の調べ方を解説します。
■東図書館所蔵の本を中心に紹介しています。
■本の情報は、タイトル、発行者、刊行サイクル、最新版の所蔵館、の順で並んでいます。
上場企業の企業情報、業績予想、コメント記事をまとめたもの。業績ランキングなど企業ランキングも掲載。他に未上場企業版中央がある。
「上場会社を調べるなら『会社四季報』、上場していない会社を調べるなら『帝国データバンク会社年鑑』、『東商信用録』が便利です。」
約1300の業種について、特色、業界動向、業務知識、関連法規、業界団体などをまとめたもの。また業界を理解する上で欠かせない統計類も豊富に収録されている。もともと金融機関の融資審査の参考資料として編纂されたもので、業界動向の分析には特に力点が置かれている。 ( 『業種別審査事典 第11次新版』 は中央図書館で所蔵。)
約100の業界について、概要、業界全体・業界内各分野の動向と展望、主要企業の業績、統計データなどをまとめたもの。「業界天気図」は業界動向と展望がひと目で理解できます。
「日本経済新聞が毎年行っている国内・世界のシェア調査の詳細が日経産業新聞に掲載されるので(7・8月頃)、そちらもご参照ください。データが豊富な『業種別審査事典』、速報性のある『TDB業界動向』は業界の基礎知識が一通り理解できるようになっているため就職活動のガイドとしても役立ちます。」
具体例「パソコンの普及状況は?」
→資料として『家計消費の動向』が紹介されている(「主要耐久消費財等の普及・保有状況」のページに記載)。
業界団体発行の民間統計資料をまとめたもので、製品・サービスの市場規模などを調べるときに使う。統計資料ごとに調査項目・品目がわかりやすく掲載されている。
日本の国勢(国の情勢)を理解する上でキーとなる統計について、図表やグラフを用いて解説したもの。毎年、新語やニュースなどがトピックとして掲載されており、最新版ではメタボリック・シンドロームやクラウドが取り上げられている。海外との比較統計も充実。巻末に索引のほか、主要長期統計、都道府県別主要統計も収録。同会より『世界国勢図会』東・中央・南・美原も刊行。
民力(生産・消費・文化などの分野にわたり国民が持っているエネルギー)の指標となる統計を、市町村、エリア、都市圏、都道府県別に掲載したもの。地域データについて調べる場合、最も基本となる資料。
特集記事と定期統計からなる月刊の統計データ誌。定期統計は、GDP統計、鉱工業生産指数、貿易統計など、経済・産業の基本統計と世界経済や国際比較統計で構成されている。過去3年分のバックナンバーあり。
「政府統計をはじめ官庁統計のほとんどがインターネットで公開されていますが、民間統計は必ずしもそうはなっていないので、地道に統計資料にあたる必要があります。そういう時に、『日本国勢図会』、『民力』、また、先に紹介した『業種別審査事典』、『TDB業界動向』が役に立ちます。」
主要商品(サービス含む)の国内シェアと世界シェア(合計約180品目)を収録。実績と展望についてのコメント、過去3年間のシェアも掲載。巻末に企業名索引あり。
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