堺市 図書館トップページ調べもののページ> 「図書館で解決!?」第30号 読みたい本を探すには
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読書したいと思っているけれど、何を読もうか迷っている人、いつもと違う分野にチャレンジしたい人、そんな人のためにおススメしたい「読みたい本の探し方」をいくつかご紹介します。ぜひ参考にしてください。図書館はあなたと本との良い出会いを応援しています。


カット:本を読むハテナちゃん
目次

読書案内を参考にしてみよう


◆全般的なブックガイド

請求記号が019の本は、読書や読書法に関する本です。検索される際には件名に「書評」と入力してお探しください。書評家による書評を集めたもの、文庫や新書などの大賞を紹介するもの、著者が影響を受けた本を紹介するものなど、下記にあげたほかにもたくさんのブックガイドがあります。

『10年後あなたの本棚に残るビジネス書100』    神田昌典・勝間和代/著 ダイヤモンド社 2008
『ぼくらの頭脳の鍛え方』    立花隆・佐藤優/著 文藝春秋 2009
『新潮文庫20世紀の100冊』    関川夏央/著 新潮社 2009
『松岡正剛千夜千冊』 (全8巻)   松岡正剛/著 求竜堂 2006
『新書大賞2010』    中央公論編集部/編 中央公論新社 2010

◆文学作品のブックガイド

文学作品のブックガイドは文学の棚(請求記号910.26)にあります。特定の作者の本を紹介するものや特定のジャンルのブックガイドなどがあります。

『時代小説作家ベスト101』    向井敏/編 新書館 2002

司馬遼太郎、宮部みゆきなどおなじみの作家から、松本清張、檀一雄など時代小説家としては意外な作家まで幅広くとりあげています。

『日本SF全集・総解説』    日下三蔵/著 早川書房 2007

架空のSF全集の解説本というコンセプトで書かれた本です。初心者にもSFファンにも楽しめる本。

『このミステリーがすごい』    宝島社

その年に発行されたミステリーを対象にしたランキングの本です。1988年から毎年発行されています。

『ライトノベル最強!ブックガイド 少年系』    榎本秋/著 NTT出版 2009

シリーズものをメインにしてライトノベルを紹介。ライトノベル近縁作品の紹介もあります。


◆その他、各分類に特化しているもの

文学以外にも特定の分野に限定したブックガイドが出版されています。それぞれの分野の棚にあります。検索の際には件名に「図書解題」と入力してみてください。「建築」「数学」など興味のある分野を件名としてかけあわせて検索してみるのもおすすめです。

『世界を知る101冊 科学から何が見えるか』    海部宣男/著 岩波書店 2011  〔科学⇒分類404〕
『建築・都市ブックガイド21世紀』    五十嵐太郎/編 彰国社 2010  〔建築⇒分類520〕
『旅行記でめぐる世界』    前川健一/著 文藝春秋 2003  〔旅行⇒分類290〕

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雑誌や新聞の特集


◆ブックガイド雑誌

小説を中心にしたブックガイドの雑誌も刊行されています。『ダ・ヴィンチ』は写真やインタビューなども多く、初心者にも入りやすい、『活字倶楽部』はライトノベルにも強いなど、それぞれの雑誌で少しずつ取り上げる本の傾向が違います。

『本の雑誌』  本の雑誌社  (https://www.webdoku.jp/
『ダ・ヴィンチ』  メディアファクトリー  (https://ddnavi.com/davinci/
『活字倶楽部』  雑草社  (※サイト閉鎖:www.zassosha.co.jp/
※2012年1月25日発売号から『かつくら』新紀元社に改題・継承。

また、下記の雑誌では定期的・不定期的に読書の特集が組まれています。各雑誌とも、それぞれがターゲットとしている読者層にあわせた特集です。

『CREA』  文藝春秋  ※2021年夏号より図書として購入
『FRaU』  講談社
『一個人』  KKベストセラーズ
『ブルータス』  マガジンハウス
『考える人』  新潮社  ※2017年4月休刊。webでも考える人に移行

◆新聞の書評欄

全国紙(朝日、読売、毎日、産経、日本経済新聞)は、毎週日曜に読書欄の特集があり、Webサイトで読むことができるものもあります。

『YOMIURI ONLINE 本よみうり堂』   https://www.yomiuri.co.jp/culture/book/
(讀賣新聞オンライン トップページ (http://www.yomiuri.co.jp/))

「読書」コーナーは書店員の読書日記などのコーナーもあり、充実しています。

『本・書評』『ブックウォッチング』『今週の本棚』(旧:毎日の本棚)   https://mainichi.jp/book/(記事閲覧は会員登録が必要)

また、週刊誌や『エコノミスト』などの雑誌にも書評が掲載されています。


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テレビ

番組中で本の紹介をするテレビ番組もあります。

●テレビ 『週刊ブックレビュー』 (※2012年3月17日終了)

様々なジャンルのゲスト3人が、自分のおすすめ本を紹介する番組です。特集として作家のインタビューなども組まれます。

(後番組:『中江有里のブックレビュー』


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Webサイト


◆こんなサイトを参考にしてみよう

『書評空間』    新潮社   https://booklog.kinokuniya.co.jp/

さまざまな書評者によるブログ書評のサイト。海外の紀伊國屋書店員による洋書の書評もあります。

『本屋の歩き方』    凸版印刷   http://hon-aru.jp/pc/

気分別オススメ本や本と本屋の質問箱などがあります。 ※2012年8月末日閉鎖

『ヤングアダルト出版会』   https://www.young-adult.net/

13歳から19歳を対象にした本を出版している出版社によるサイト。ロングセラーコーナーでは「立ち読み」もできます。

その他、「web KADOKAWA」、「講談社BOOK倶楽部」、「web集英社文庫」など各出版社のサイトや各文学賞のサイトも参考にしてみてはどうでしょう。各賞を主催、後援する出版社などのホームページも検索してみてください。たとえば芥川賞や直木賞は文藝春秋のホームページに載っています。


◆Webサイトを活用して読書記録をつけてみよう

手軽に読書記録がつけられるサイトもあります。読書日記をつける、これから読みたい本のリストを作る、いろいろな人のレビューを読むなどサイトによっていろんな機能があります。

『メディアマーカー』 https://mediamarker.net/ (2019年5月31日サービス終了)

堺市立図書館のホームページでは、「マイライブラリー」の中に「マイブックリスト」という機能があります。堺市立図書館蔵書検索でヒットした資料をリストとして保存できるサービスです。リストや資料にはメモをつけておくこともできますので「これから読みたい本のリスト」「役に立った本リスト」などとしてご活用ください。
*ご利用には「堺市立図書館かしだしカード」とパスワードが必要です。


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(ご紹介した情報は、平成23年8月17日現在のものです。)