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図書館トップページ> 調べもののページ> 図書館で解決!?第24号 「子どもの本」をさがす |
「子どもに、良い本を薦めたい。でも、本がたくさんありすぎて、どれを選べばいいかわからなくて困った!」または「子どもの頃に読んだ本をぜひまた読みたいけど、タイトルを忘れてしまって・・」というようなご経験はありませか?
何十年にもわたってずっと読み継がれているロングセラーがある一方、毎年5000点近くもの子ども向けの本が新たに出版されています。(『出版年鑑』より) たくさんの本の中から、目当ての本をさがすのはとてもたいへんです。
ここでご紹介する本や情報を使って、子どもたちにすすめたい本、新しく出版された本、懐かしい本などにたくさん出会っていただくことができれば幸いです。
図書館で発行している「ほら、この本おもしろかったよ」等、各種リストもご利用下さい。図書館内で配布している他、堺市立図書館のHP(おすすめ!ブックリスト)でもご覧いただけます。
また、ご希望があれば、図書館職員が出向いて、本の紹介や選び方についてお話をする「どこでもセミナー」も実施しています。どうぞ、お気軽にお問い合わせください。
子どもたちと子どもの本への熱い思いを持って編集されたガイドブックをご紹介します。
今を生きる子どもたちには今の作品を手渡したい!という思いから、できるだけ新しい本の中から500冊を選んでいる。絵本、読み物から詩の本、図鑑まで多様な本を紹介。
「本も時代とともに変わる」という考えから、1995年に出版されて以降、何度も改訂を重ねている。「子どもに本を薦めたいがどの本を?」と悩むすべての人たちのために書かれた本。
本を紹介しているのは監修者他、学生、作家、編集者、司書など様々な人たち。ジャンルは青春小説、現代詩、短歌、絵本、ノンフィクションと幅広い。続編、海外作品編もあり。
赤ちゃんとの接し方、初めて絵本を選ぶ時に心がけたいことなども、ていねいに述べられている。巻末に「読んであげたい絵本」リストあり。
コンセプトは「読むと幸せな気持ちになれる」絵本ガイドブック。編者は現役パパ3人で「パパ’s絵本プロジェクト」を結成し、絵本おはなし会の活動をしている。続巻もあり。
1989年~2002年に出版された絵本の中から、さまざまな立場で子どもに読み聞かせをしてきた人たちが、子どもの反応を第一に考え討議を重ねて選びぬいたリスト。
読みきかせの達人たちが「ほんわかほかほか」「じんわりしみじみ」など様々な視点から絵本を紹介。絵本の中のページがカラーで大きく紹介され、その本の魅力が伝わってくる。
小学生以上の子どものためのおすすめ本を紹介。子ども自身がこれを使って本を探すことを想定したつくりで、本の紹介文にふりがながある。対象年齢の目安、巻末に5種類の索引あり。
小学校低学年から中学生以上までの幅広い対象に向けて、読み応えのある児童文学を紹介している。児童文学の[現在]セレクトシリーズ全4巻の中の最新刊。
科学読物の面白さを伝える実践報告と、本の紹介の二つの章からなる。ややもすれば敬遠されがちな科学の本の楽しさを伝えたい!という思いが伝わってくる本。
新刊書を探すには、速報性のある新聞・雑誌の新刊紹介欄、出版社・児童書専門店のHPなどが役立ちます。ここでは、この中から、子どもの本に関する雑誌をご紹介します。
子どもの本の月刊書評誌。毎年5月号は前年の出版界の動向、出版傾向、出版された本の紹介の特集が組まれている。やや専門的だが、選定された新刊を広く知ることができる。
子どもの読書にまつわる特集の他、毎号、絵本・読み物(対象年齢別)・ノンフィクション・マンガの新刊を各3冊ずつ紹介している。毎年3・4月号は、前年に出版された本を振り返る。
絵本が好きな人、読みきかせの活動をしている人たちに向けた雑誌。ネットワークづくり・交流を図ることもめざしている。手にとりやすく、盛りだくさんの内容で楽しく読める。
幼い頃に楽しんだ、懐かしい本に出会うために役に立つ本やサイトなどをご紹介します。
◎話のタイトルは覚えているが、そのタイトルで本を探しても見つからない時
⇒短編として別のタイトルの本に収録されていたり、全集に載っていることがあります。
遠慮なく、図書館カウンターでご相談ください。上記の資料やその他たくさんの蔵書、図書館職員の知識・経験を駆使し、お求めの本を探します。また、下記の図書館では、児童書をたくさん所蔵しています。貴重な本も多数あり、児童書の宝庫と言えるでしょう。(但し、貸出はできません。)
「大阪府立国際児童文学館」の資料を引き継ぎ、2010年5月に大阪府立中央図書館内に移転し開館。約70万点の資料を所蔵。児童文学関連資料・参考図書、一年間に出版された本を展示している。毎月発行のメールマガジンでは、児童文学に関する新鮮な情報が得られる。
2000年に児童書専門の国立図書館として設立された。国内外の図書館と連携・協力を はかり、かつその活動を支援すること等を役割とする。約30万冊の図書の他、逐次刊行物、音楽・映像・電子資料等も所蔵している。HPから、子どもの本に関する国内外の情報、国内の研修・講座についてなど、多彩な情報を得ることができる。
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