「カンゾウ」について、『古語大鑑 第2巻』P166「カンゾウ」に「ユリ科の多年草。山野に自生し、夏、ユリに似た形の黄色、又赤黄色の花を咲かせる。新芽、花は食用。身につけると、憂えを忘れるとされた。忘れ草」とあり。
『時代別国語大辞典 上代編』P816「わすれぐさ(萱草」に「かんぞう。ゆり科の宿根草」とあり。
『万葉集索引(新日本古典文学大系 別巻[5])』に「かんぞう」の項目なし。P418「わすれぐさ」に第3巻歌番号334番、第4巻歌番号727番、第12巻歌番号3060番、3062番の4首があり。
『新編日本古典文学全集 6』334番、727番と『新編日本古典文学全集 8』3060番、3062番を見ていただいた。
(中央図書館)
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