『ケンタのとりのすだいさくせん』
山下美樹／作
文溪堂

ケンタは　かみのけをあらうのが大(だい)きらい。だからあたまを「とりのす」にしちゃった。おかあさんもビックリ！ケンタはずっと、あたまをあらわないで いられるかな？

『むしゃむしゃかいじゅう』
阿部正子／作
岩崎書店

はずかしがりやのしゅうくん。ほいくえんでおさんぽのひに、ひとつうえの てつくんと てをつなぐことに。てつくんに てをつよくにぎられただけで、しゅうくんはなきそうになります。でも、かいじゅうみたいなてつくんが、ほんとにかいじゅうになっちゃいます。

『てんせいくん』
八束澄子／作
新日本出版社

ぼくたち四年(よねん)二組(にくみ)では「じごくのそうべえ」の劇(げき)をすることになった。背景(はいけい)の絵(え)を描(えが)くため、ぼくたちは、家(いえ)がお寺(てら)のてんせいくんのところへあそびにいくことに。お寺の地獄(じごく)の絵を見(み)せてもらうのだ。そこでは、学校(がっこう)にいるときとは ちがう てんせいくんがいた。

『リターン！』
山口理／作
文研出版

めんどくさがりのイッキは、友達(ともだち)と遊(あそ)ぶのも めんどくさいと思(おも)う男(おとこ)の子(こ)。おまけにクラスでは、“おちこぼれ”三班(さんぱん)のメンバーだ。でもある日(ひ)、河川敷(かせんしき)で見(み)かけたものに、イッキはたちまち夢中(むちゅう)になる。それはブーメランだった。やがて、三班のみんなとチームを組(く)み、大会(たいかい)をめざして特訓(とっくん)をはじめるが･･･。

ブーメランの魅力(みりょく)がつまった物語(ものがたり)。巻末(かんまつ)には作(つくり)り方(かた)や型紙(かたがみ)も。

『チビ虫マービンは天才画家!』
エリース・ブローチ／作
偕成社

甲虫(こうちゅう)マービン一家(いっか)と親(しん)せきはポンパデー家(け)に住(す)んでいる。ある日(ひ)、マービンは、この家(いえ)に住む人間(にんげん)、ジェームズの十一歳(じゅういっさい)の誕生日(たんじょうび)プレゼントで絵(え)をおくり、友(とも)だちになる。マービンの絵があんまりうまいのでまわりの大人(おとな)たちはジェームズをほめて大(おお)さわぎ。二人(ふたり)は美術館(びじゅつかん)につれられるのだが、そこで事件(じけん)にまきこまれる。

『キツネ野原(のはら)のレストラン』
計良ふき子／作
ひさかたチャイルド