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さかな

ほら、この本おもしろかったよ

さかな

2010年 夏号
◆○◆えほん◆○◆
「わにわにのおおけが」

小風(こかぜ)さち/ぶん
山口(やまぐち)マオ/え 福音館書店

わにわには ちらかったへやで かみや のり、ハサミをみつけました。わにわには こうさくを はじめます。きって おって はって、おって きって はって。きっ・・・。わにわには ゆびを きって しまいました。さあ、どうするわにわに?!

「うっかりもののまほうつかい」

エヴェゲーニイ・シュワルツ/作
オリガ・ヤクトーヴィチ/絵 福音館書店

イワン・イワーノヴィチ・シードロフはまほうつかいで、きかいづくりのめいじんです。そしてたいへんなうっかりものでもありました。

あるひ、おきにいりのロボット、ロボくんとさんぽにでかけ、にばしゃのうまをまほうのレンズでねこにかえてしまいます。でももとにもどすレンズがこわれているのをわすれていました。さあ、どうしよう?!

「仕立屋(したてや)のニテチカさんが王(おう)さまになった話(はなし)」

コルネル・マクシンスキ/再話
ボグスワフ・オルリンスキ/絵 偕成社

仕立屋のニテチカさんは、じぶんが手(て)にもっている針(はり)の穴(あな)をくぐりぬけられるほどのやせっぽち。ある日(ひ)手相(てそう)をみてもらい、西(にし)へとたびだちました。

西にじぶんを王さまにしてくれる国(くに)があるときいたから。でもそんなやせっぽちのニテチカさんが王さまになるだなんて、ほんとうかな? ポーランドの昔話(むかしばなし)。

「ひつじのロッテ」

アヌ・ストーナー/作
ヘンリケ・ウィルソン/絵
ひさかたチャイルド

ロッテははじめからかわっていた。切(き)り株(かぶ)や岩(いわ)をとびこえ、木(き)にのぼり、牧羊(ぼくよう)犬(けん)にほえられてもしらんかお。

高(たか)いがけからとびおりて谷川(たにがわ)でおよぐし、とんがり岩にのぼるし、みんなはあきれていた。

そんなある日(ひ)、ひつじ飼(か)いのおじいさんが足(あし)をくじいてあるけなくなった。

村(むら)は遠(とお)いしどうしよう?

「べべべんべんとう」

さいとうしのぶ/作・絵 教育画劇

おかあさんの つくる べんとうはこんなん。 えんそくの ときは こんなん。うんどうかいのときは こんなん。いろいろあるで。

ほっかいどうの べんとうって どんなんやろ? アメリカは? アフリカは? ぞうが はいってるで。ええぇっ???

ほかにもいろいろ

「こちょこちょももんちゃん」

とよた かずひこ/さく・え 童心社

「ありがとうどういたしまして」

おおともやすお/さく 童心社

「ミーアキャットの家族(かぞく)」

内山(うちやま)晟(あきら)/しゃしん
江口(えぐち)絵里(えり)/ぶん そうえん社

○◆○よみもの○◆○
「つづきの図書館(としょかん)」 (よみもの)

柏葉(かしわば)幸子(さちこ)/作 講談社

司書(ししょ)の桃(もも)さんが図書館で出会(であ)ったのは、絵本(えほん)の中(なか)から出てきたという「はだかの王様(おうさま)」。もちろんはだか!

読(よ)んでくれた人(ひと)がその後(ご)どうなったのかつづきが知(し)りたいというのです。いわれるままにつづきをさがすお手伝(てつだ)いをすることになった桃さんですが・・・。

「フランクとぼく」 (よみもの)

ヨーナス・アウティオ/著 あすなろ書房

「この近所(きんじょ)で起(お)こる騒(さわ)ぎはみんなフランクがからんでいる」とパパはいう。パパのいうことはうそじゃない。ぼくの自転車(じてんしゃ)をのりまわしてパンクさせたのはフランクだし、だめだといわれている爆竹(ばくちく)あそびを教(おし)えてくれたのもフランクだ。でも本当(ほんとう)のフランクはそれだけじゃない。特別(とくべつ)ないちばんの友(とも)だちって思(おも)っている。これはだれにも秘密(ひみつ)だけど。

「ようこそキミワルーイ屋敷(やしき)へ」 (よみもの)

アンジー・セイジ/著 斎藤倫子/訳
ジミー・ピカリング/装画・挿絵
東京創元社

あたしの名前(なまえ)はアラミンタ・キミワルーイ。ある日(ひ)おばさんが家(いえ)を売(う)るって言(い)い出(だ)した。うちはキミワルーイ屋敷(やしき)って呼(よ)ばれているのにあたしは幽霊(ゆうれい)を見(み)たことがない。一度(いちど)も見ないうちに引(ひ)っ越(こ)すなんて!! そこで家が売れないようにいろいろ始(はじ)めたんだけど・・・。

ほかにもいろいろ

「人形(にんぎょう)劇場(げきじょう)へごしょうたい」

サリー・ガードナー/作・絵 偕成社

「ぼくらのスーパー大戦争(だいせんそう)」

ユン・スチョン/文 現文メディア

「甘党(あまとう)仙人(せんにん)」

濱野京子/作 理論社

◆○◆ちしきのほん◆○◆
「だいたいいくつ?」 (410)

ブルース・ゴールドストーン/さく
まつむらゆりこ/やく 福音館書店

よくテレビで数(かぞ)えきれないくらい多(おお)くのものを、だいたいいくらくらいっていうことあるよね。渡(わた)り鳥(どり)が30000羽(ば)、とか、お客(きゃく)さんが50000人(にん)とか。それって数(かぞ)えているわけじゃなくて、おおまかにこれくらい、って考(かんが)えていうこともあるんだよ。どうやったらそんな数え方(かた)ができるのか、この本(ほん)で見(み)てみよう。

「どっちがオス?どっちがメス? 」オスメスずかん (481)

学研

ライオンはどっちがオスでどっちがメス? コアラのオスとメスはどうちがう? 鳥(とり)や魚(さかな)、虫(むし)などみぢかないきもののみわけかたものっているよ。差(さ)がほとんどないものもあるんだけど・・・。

さあ、まずはよくいきものを観察(かんさつ)してみよう!

「ひんやりおいしい冷(つめ)たいスイーツ」 (596)

宮沢うらら/著 汐文社

りんごグミやソーダゼリー、パンナコッタに生(なま)キャラメル。これからの季節(きせつ)はマンゴーアイスもおいしそう!!

ねえねえみんなつくってみない?! おなじシリーズでほかに『贈(おく)ってうれしいチョコレートスイーツ』『くふうが楽(たの)しいいろいろ焼(や)き菓子(がし)』もあるよ!

「Q&A式(しき)しらべる野球(やきゅう)」 (783)

ベースボール・マガジン社

野球の歴史(れきし)、用具(ようぐ)と球場(きゅうじょう)、ルールや技術(ぎじゅつ)、世界(せかい)の野球について、4冊(さつ)にわたって書(か)いています。WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)でも2連覇(れんぱ)した野球、知(し)りたいことはないですか?

しらべるための野球の本(ほん)、4冊そろいました。

「ことば観察にゅうもん」 (810)

米川明彦(よねかわあきひこ)/文(ぶん)
祖父江(そぶえ)慎(しん)/絵(え)
福音館書店

おなじことやものをいうのにもいろいろなことばがあります。

たとえばじぶんのことをなんてよんでいますか? わたし? ぼく? おれ? ○○ちゃん? いろいろないいかたがありますね。

おうちのひとや、おともだち、テレビ、教科書(きょうかしょ)ではどうかな?

ことばを観察(かんさつ)してみよう。

ほかにもいろいろ

「与謝野(よさの)晶子(あきこ)」この人(ひと)を見(み)よ!歴史(れきし)をつくった人びと伝(でん)24 (280)

ポプラ社

「集(あつ)めて調(しら)べる川原(かわら)の石(いし)ころ」 (458)

渡辺一夫/著 誠文堂新光社

「スポーツ年鑑(ねんかん)2010」 (780)

ポプラ社

「なでしこゴール!」女子のためのサッカーの本 (783)

講談社

堺市立図書館 平成22年6月発行