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きつね

ほら、この本おもしろかったよ

きつね

2009年 夏号
◆○◆えほん◆○◆
「しかめっつらあかちゃん」

ケイト・ペティ/文
ジョージー・バーケット/絵 ほるぷ出版

きょうはうちのあかちゃん、ちっともわらいません。しかめっつらのまんま。ママでもパパでも、いぬでもねこでもだめです。じゃあ、おにいちゃんなら?

「ねえ、ほんよんで!」

レイン・マーロウ/作・絵 徳間書店

なにをするのもゆっくりなかめくんと、さっさとするうさぎくん。

だけど、ふたりはともだち。あるひ、いっしょにほんをよみはじめると…。

「ドーナツだいこうしん」

レベッカ・ボンド/さく 偕成社

はこをかかえてビリーがあるいています。こしからドーナツをひとつ、ぶらさげて。

ドーナツのかけらをさがして、にわとりがそのうしろからついてきて、にわとりをねらったねこもついてきました。

やがてこどももおとなもいろんなひとがあつまりだして、きづけばすごいだいこうしん!

「ツバメのたび-5000キロのかなたから-」

鈴木まもる/作・絵 偕成社

ぼくはつばめ。とおくはなれたみなみのくにからきみのまちにやってくる。

まちをこえて、うみをこえて…さあ、いっしょにぼうけんのたびにでかけよう。

「くうきはどこに?」

フランクリン M.ブランリー/さく
ジョン・オブライエン/え 福音館書店

めにはみえない、においもしない、かたちもない。でも、ないといきていけないもの「くうき」。さかなもみずにとけたくうきのおかげでいきていける。そんなたいせつな「くうき」がわたしたちのまわりにたくさんあることをたしかめられます。

ほかにもいろいろ

「ひらがなにっき」

若一の絵本制作実行委員会/文
長野ヒデ子/絵 解放出版社

○◆○よみもの○◆○
「おつきさまのやくそく」(よみもの)

いとうひろし/著 講談社

おひさまがしずんですっかりくらくなりました。それでも、おとうさんはかえってきません。ひとりぼっちでるすばんをしているとベランダにおつきさまがやってきました。ぼくはおつきさまといっしょにあそんで、ごはんをたべて…さいごにひとつ、やくそくをしました。

「ネコのすけっと」(よみもの)

わたなべひろみ/著 PHP研究所

ハナコのママはにわでそだてているバラがなによりもだいじ。ところが、ママがいないあいだにハナコはうっかりバラのアーチをたおして、めちゃくちゃにしてしまいました。

なきそうになったときにあらわれたのがしゃべるネコのすけっと。ハナコをたすけてくれるというのです。

「のろのろひつじとせかせかひつじ」(よみもの)

蜂飼耳/作 理論社

いつでものろのろしている「のろのろひつじ」といつでもせかせかしている「せかせかひつじ」はみはらしのよい丘(おか)にくらしています。

今日(きょう)は一年(いちねん)に一度(いちど)の毛(け)を売(う)りにいく日(ひ)。いっしょにでかけたふたりなのに、あるくはやさがちがうので、あっというまにはなればなれになりました。

「特急(とっきゅう)おべんとう号(ごう)」(よみもの)

岡田よしたか/さく・え 福音館書店

あるはれた日(ひ)に、マラソン大会(たいかい)がひらかれました。

選手(せんしゅ)はおにぎり、コロッケ、ゆでたまご、スパゲティといったおべんとうのごはんやおかずたち。とちゅうで雨(あめ)がふったり、ねこがとびこんできたりとレースは大混乱(だいこんらん)。優勝(ゆうしょう)するのはだれでしょうか?

たのしいおはなしが3つはいっています。

「おばあちゃん、ぼしゅう中!」(よみもの)

アーニャ・トゥッカーマン/作 徳間書店

十歳(じっさい)のシュテフィはママとふたりぐらし。ママは仕事(しごと)をしているので放課後(ほうかご)はひとりでたいくつしています。友(とも)だちみたいにいっしょに午後(ごご)をすごしてくれるおばあちゃんがいたらいいのに…そう思(おも)ったシュテフィは新聞(しんぶん)に広告(こうこく)を出(だ)しました。

「おばあちゃん、ぼしゅう中(ちゅう)!」

そして広告を見(み)て電話(でんわ)をくれた四人(よにん)の候補(こうほ)に会(あ)うことにしました。

ほかにもいろいろ

「かりんちゃんと十五人のおひなさま」

なかがわちひろ/作 偕成社

「シェイクスピア物語集」

ウィリアム・シェイクスピア/原作
ジェラルディン・マコックラン/著 偕成社

◆○◆ちしきのほん◆○◆
「だまされる目(め) 錯視(さくし)のマジック」(145)

誠文堂新光社

上下(じょうげ)にふたつならんだバームクーヘン。下(した)の方(ほう)が長(なが)く見(み)える?いいえ、ふたつとも同(おな)じ長さなのです。

目(め)で見たものを脳(のう)が認識(にんしき)するための働(はたら)きのせいで、目が「だまされ」て見えることがあります。そんな錯視(さくし)や錯覚(さっかく)のおこるしくみをわかりやすく説明(せつめい)しています。

「オバマ YES WE CAN!」(289)

ロバータ・エドワーズ/著 岩崎書店

「Yes we can(わたしたちにはできるのです)!」

このことばで人(ひと)びとに勇気(ゆうき)と希望(きぼう)をあたえたバラク・オバマは2008年(ねん)、アメリカで初(はつ)のアフリカ系(けい)アメリカ人(じん)大統領(だいとうりょう)となりました。さまざまな困難(こんなん)に負(ま)けず、アメリカには自分(じぶん)の居場所(いばしょ)がかならずあると信(しん)じて歩(あゆ)んできた彼(かれ)の生(お)い立(た)ちと大統領に選(えら)ばれるまでの道(みち)のりをえがいた本(ほん)です。

大統領選挙(だいとうりょうせんきょ)での「勝利宣言(しょうりせんげん)」(英文(えいぶん)・日本語訳(にほんごやく)つき)も収録(しゅうろく)されています。

「動物の「跡」図鑑」(481)

ジニー・ジョンソン/著 文渓堂

動物(どうぶつ)は「足(あし)あと」など、その場所(ばしょ)にいた「しるし」を残(のこ)しています。この本(ほん)ではおよそ200点の「足あと」をはじめ、「食(た)べあと」「ふん」「かくれ場所」など動物が残す手(て)がかりを元(もと)に、600枚以上(まいいじょう)の写真(しゃしん)やイラストをまじえて動物の行動(こうどう)や暮(く)らしぶりを紹介(しょうかい)しています。「足あと」を見れば動物の種類(しゅるい)や走(はし)るスピードまで読(よ)み解(と)くことができる!

コウモリの走った跡(あと)など、思(おも)いもよらない「跡」から動物の行動を観察(かんさつ)してみましょう。

「ヘビのひみつ」(487)

内山りゅう/写真・文 ポプラ社

ヘビのぬけがらをみたことがあるかい?ヘビのめがしろくなるのは、かわがむけはじめるあいず。どんなふうにぬぐんだろう?

ヘビにはあしはないけれど、じめんをはって、うごくことができる。きのぼりをするヘビもいる。

きづいてないかもしれないけれど、ヘビはにんげんのすぐちかくにもすんでいる。ヘビのひみつをみてみよう。

ほかにもいろいろ

「昆虫(こんちゅう)と植物(しょくぶつ)の不思議(ふしぎ)な関係(かんけい)」(486)

石井誠/著 誠文堂新光社

堺市立図書館 平成21年6月発行