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2008年 春号 | |
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◆○◆えほん◆○◆ | |
「だるまさんが」
かがくい ひろし/作 ブロンズ新社 「だるまさんが~」とゆれだしただるまさん。さて、どうなるのかな・・・。 ちょっとびっくりなだるまさんのうごきをたのしんでね。 |
「はっぱみかん」
風木一人/作 山口マオ/絵佼成出版社 ぼくは、はっぱのついたとくべつなみかん、ただのみかんとはちがうんだと、みかんのなかまにいばっていた。 だけどあるひ、そのはっぱをちぎられちゃって、とくべつなみかんじゃなくなってしまった。これからどうしたらいいんだろう・・・ |
「ゆらゆらゆくよ」
クォン・ジョンセン/文 ハルモニはおもしろいお話(はなし)がだいすき。ある日(ひ)ハラボジに、市(いち)で木綿(もめん)とお話をとりかえてきてもらうようにたのみました。ようやくお話ととりかえてもらったハラボジは、家(いえ)にかえるとハルモニに話をはじめました。そこにどろぼうがやってきて・・・。 かんこくのむかしばなしをもとにしてつくられたゆかいなおはなし。 *ハルモニは、おばあちゃん。ハラボジは、おじいちゃん。 |
「むしのおんがくがっこう」
青山邦彦/作 あかね書房 おんがくがだいすきな テントウムシが、おんがくがっこうに はいりたくてやってきました。でも、こうちょうせんせいは まゆをしかめました。そして バッタやセミたちのれんしゅうをみせて、こんなふうになくことができるか たずねました。なくことのできないテントウムシは がっくりして、がっこうからでていきました。 かなしくて、どこまでもとんでいったテントウムシがたどりついたところは・・・・・ |
「みーんな いすの すきまから」
マーガレット・マーヒー/さく パパがくるまのカギをなくしちゃった!おかげでうちはもうサイアク!くるまがなければしごとがない。しごとがなければおかねもない。みんなくらーいきぶん。けれど、そのときマリーがいった。「いすのすきまをみてみれば?」パパがいすのすきまをさがしてみると、でてくる、でてくるなにがでてくる? |
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「ちょっとだけ」
瀧村有子/さく 鈴木永子/え 福音館書店 「これ、なあに?」さわる絵本<新装版>
バージニア・アレン・イエンセン |
「車いすのおねえちゃん」
ステファン・ボーネン/作
ローラ・ユンクヴィスト/作
キャサリン・レイナー/作・絵 |
○◆○よみもの○◆○ | |
「お皿(さら)のボタン」
たかどの ほうこ/作・絵 偕成社 高橋(たかはし)さんの家(いえ)のかざりだなの上(うえ)に、とれたボタンを入(い)れておく、一(いち)まいのお皿があります。お皿のなかでボタンたちは、このお皿にやってきた理由(りゆう)をみんなに話(はな)します。 小(ちい)さなボタンの大(おお)きな冒険(ぼうけん)ばなしをきいてみましょう。 |
「おまじないつかい」
なかがわ ちひろ/作 理論社 わたしのおかあさんは、よそのおかあさんとくらべると、ずいぶん、かわってるみたいです。じつは魔女だったの?ってきいたら、"お、ま、じ、な、い、つ、か、い!"だって。うちは先祖(せんぞ)代々(だいだい)おまじないつかいの家系(かけい)だから、わたしもおまじないつかいになる修行(しゅぎょう)をはじめる時(とき)がきたっていうの。 こうしてわたしの、おまじないつかいレッスンがはじまったのです。 |
「ぼくの「生きる力」」 ―院内学級から小学校へ『直紀新聞』とどけますー
あんず ゆき/著 佼成出版社 直紀(なおき)くんは、小学(しょうがく)1年生(ねんせい)の時(とき)に病気(びょうき)のため長(なが)く入院(にゅういん)することになり、病院(びょういん)の中(なか)にある「院内学級(いんないがっきゅう)」に転校(てんこう)しました。一度(いちど)は退院(たいいん)して、もとの小学校(しょうがっこう)にもどることができたものの、また入院することになってしまいます。「もうクラスのみんなにわすれられてるかも」という直紀くんに、お母(かあ)さんはかべ新聞(しんぶん)を作(つく)ることをすすめました。『直紀新聞』の始(はじ)まりです。 |
「イーゲル号航海記(こうかいき)」 1 魚人の神官(しんかん) 斎藤洋/作 偕成社 カールは10歳(さい)。ある日(ひ)、学校(がっこう)へいくかわりに港(みなと)にいくと「船員(せんいん)とコック募集(ぼしゅう)」と書(か)いたはり紙(かみ)をみつけた。矢(や)じるしをたどっていったカールは、ひょんなことから船(ふね)にとびのってしまった。それは、天才科学者(てんさいかがくしゃ)ローゼンベルク博士(はかせ)のつくった潜水艇(せんすいてい)だった。博士はヘルゴラント島(とう)ちかくの海域(かいいき)にできる渦(うず)の謎(なぞ)を解明(かいめい)するために、この潜水艇を作(つく)った。渦をとおりぬけてたどりついたところは、魚人(ぎょじん)たちの国(くに)だった。 |
「ハリーとしわくちゃ団」
アラン・テンバリー/著 日当 陽子/訳 評論社 卑劣(ひれつ)な家政婦(かせいふ)に育(そだ)てられたハリー。両親(りょうしん)に死(し)なれ、親戚(しんせき)のいるラグ・ホールに住(す)むことに。そこには超(ちょう)ド級(きゅう)の運転(うんてん)テクを持(も)つフローリーおばちゃん、元(もと)オックスフォード大学(だいがく)教授(きょうじゅ)のブリジッドおばさんなど、トップクラスの腕前(うでまえ)を持(も)つおじいさんおばあさんが、ハリーを迎(むか)えてくれた。しかもこの人(ひと)たち、夜(よる)は盗賊団(とうぞくだん)と化(か)すのだ。そこへあの家政婦が仕返(しかえ)しに現(あらわ)れた。 |
「2年3組ワハハぐみ」
薫くみこ/作 ポプラ社 「パパとミッポの星の3号室」田部智子/著 岩崎書店 「幸子の庭」本多明/著 小峰書店 |
◆○◆ちしきのほん◆○◆ | |
「カカトアルキのなぞ 世紀の発見88年ぶりの新昆虫」(486)
東城幸治/写真・文 新日本出版社 カカトアルキというのは、新目(しんもく)として88年(ねん)ぶりに発見(はっけん)された昆虫(こんちゅう)の名前(なまえ)です。昆虫類(るい)の新種(しんしゅ)の発見は日常的(にちじょうてき)ですが、それらはすべてこれまでにあった種目にふくまれるものにとどまっていました。ところがこのカカトアルキはそのどれにもあてはまらない新(あら)たな目(もく)の昆虫であることが確認(かくにん)されたのです。 顔(かお)はカマキリ、体(からだ)はナナフシににた、この新昆虫はアフリカ大陸(たいりく)の南西端(なんせいたん)ナマカランドと呼(よ)ばれる、環境(かんきょう)のきびしい乾燥(かんそう)地域(ちいき)にすんでいます。 どうしてこんな名前(なまえ)がついたのか、どのようにきびしい環境で生(い)きているのかが紹介(しょうかい)されています。 |
「みかんのひみつ」(625)
ひさかたチャイルド みぢかなくだものといえば、「みかん」とこたえる人(ひと)も多(おお)いんじゃないかな。では、みかんのことをどれくらい知(し)っているかな。この本(ほん)では、大(おお)きくした写真(しゃしん)や、はんぶんにわった写真などをつかって、みかんのひみつにせまっています。いつも食(た)べているみかんに、どんなひみつがあるのかな。 |
「引退犬 命の物語」(369)
沢田俊子/著 学習研究社 目(め)の不自由(ふじゆう)な人(ひと)の目となり仕事(しごと)をする盲導犬(もうどうけん)は、病気(びょうき)になったり年(とし)をとると引退(いんたい)します。その後(ご)、引退犬ボランティアの家(いえ)に引(ひ)き取(と)られれば、幸(しあわ)せな一生(いっしょう)を過(す)ごすことができます。
引退犬はけっしてやっかいな、おにもつではありません。仕事は引退しても、やっぱり人の心(こころ)の支(ささ)えとなっているのです。 だけど、今(いま)がんばってる952頭(とう)の盲導犬の引き取り先(さき)は本当(ほんとう)にあるのでしょうか・・・・・ |
「オーロラの向こうに」
松本紀生/著 教育出版 「こんなふうに作られる!」
ビル・スレイヴィン/作 福本友美子/訳 |
堺市立図書館 平成20年3月発行 |