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ねこ

ほら、この本おもしろかったよ

ねこ

2007年 夏号
◆○◆えほん◆○◆
「おさるのかくれんぼ」

いとうひろし/作・絵 講談社

みなみのしまにすむ おさるたちは、もりであそぶのが だいすき。いろんなあそびがあるけど、いちばんすきなのは かくれんぼ。かくれんぼで おにになると、もりは いつもとちがう ちょっぴりこわいもりに なります・・・。 でも、このちょっぴりが たのしいのです。

にんきの おさるのおはなしが、えほんになりました。

「おたすけこびと」

なかがわちひろ/文 コヨセ・ジュンジ/絵
徳間書店

おでかけまえに ママがでんわを かけました。 「しょうちしました」と るすのあいだに やってきたのは たくさんのこびとたち。こびとは トラックや クレーンしゃや パワーショベルをつかって、たまごを わり、こなを かきまぜてゆきます。

さあ、なにが できあがるのかな?

「ふってきました」

もとしたいずみ/文 石井聖岳/絵 講談社

つるこちゃんが おかあさんにあげる おはなをつんでいると、どずずん!と そらから わにがふってきました。おはなは ばらばら。わには おわびにと てつだいはじめましたが、そこに ほかのどうぶつたちも おとをたてて ふってきました。

そして さいごに、すたっ!とふってきたのは・・・。

「シャンプーなんて、だいきらい」

アンバー・スチュアート/文
ローラ・ランキン/絵
おおつかのりこ/訳 徳間書店

うさぎのポップは みみをシャンプーすることが だいきらい。みみをあらえないように、いろんなさくせんをたて、ママをこまらせます。

あるひ、いとこのおにいちゃんが あそびにきました。ふたりは、だいのなかよし。いっしょになかよくあそんだあとは、さあ おふろのじかんです・・・。

「みんなおなじ でも みんなちがう」

奥井一満/文 得能通弘/写真
小西啓介/AD 福音館書店

ページいっぱいに たくさんならんでいるアサリやヒマワリの種(たね)。みんな おなじアサリ、みんなおなじヒマワリの種・・・。でも、よくみてみて!おなじ もようのものは、ひとつもありません。

さあ、みんなもよーくみてみよう!

「くじらのうた」

デイヴィッド・ルーカス/作
なかがわちひろ/訳 偕成社

ジョーが ぐっすりねむっていると、とつぜん、どどーん!と いえじゅうがゆれました。なんと おおきなくじらが1ぴき、まちいっぱいに かぶさるように、うちあげられていました。 まちのみんなは、おおよわり。ジョーは ふくろうに、どうしたらいいのか、そうだんしました。やがて、ふくろうが おしえてくれたのは・・・。

「あいうえおおかみ」

くどうなおこ/作  ほてはまたかし/画
小峰書店

「ぬ~くぬく」

飯野和好/さく 山本孝/え
農山漁村文化協会

「ブタベイカリー」

角野栄子/文 100%ORANGE/絵
文溪堂

「こんなしっぽでなにするの?」

S・ジェンキンズ、R・ペイジ/共作
佐藤見果夢/訳 評論社

○◆○よみもの○◆○
「番犬屋(ばんけんや)マル」

きたやまようこ/著 メディアファクトリー

ねてばっかりいる いぬのマルは、とくいなことがありませんでした。でも、あるひ マルは、「いぬ」というだけで できそうな「ばんけんや」というしょうばいを はじめることにしました。

「あかりちゃん」

あまんきみこ/作 文研出版

あかりちゃんは小(ちい)さいときに、かぐやさんで ももいろのいすを かってもらいました。すこし大(おお)きくなって おうちをひっこすときに、ももいろのいすはトラックからおちてしまいました。おかあさんと いっしょに、さがしにきたあかりちゃんは、ももいろのいすを みつけましたが いすは…。

「たからものはランドセル」

野里寿子/作 汐文社

この春(はる)に新(しん)一年生(いちねんせい)になった人(ひと)のほとんどが、ランドセルを新(あたら)しく買(か)ってもらったことと思(おも)います。最初(さいしょ)は大切(たいせつ)にしていたランドセルも、高学年(こうがくねん)になると使(つか)わなくなったり、らんぼうにあつかったりしている人もいるのではないでしょうか。

この本(ほん)に出(で)てくるランドセルはなんと12年間(ねんかん)も大切に使われてきました。新しいものを買うのはうれしいことですが、一(ひと)つのものをずっと大切に使うのもすてきだと気(き)づかせてくれる本です。

「ナディアおばさんの予言」

マリー・デプルシャン/作
末松氷海子/訳 文研出版

11歳(さい)のサミールはだんまりサミールと呼(よ)ばれるほど、めったに口(くち)をきかない男(おとこ)の子(こ)で、読(よ)み書(か)きもあまりちゃんとできません。ある日(ひ)、同級生(どうきゅうせい)ムーラのおばさんがサミールの将来(しょうらい)を占(うらな)ってくれて、半年(はんとし)以内(いない)に友(とも)だちのために命(いのち)をかけ、英雄(えいゆう)になると予言(よげん)しました。でも、サミールはそんなこと信(しん)じられません。

「ふしぎメッセンジャーQ ぼくのあぶないアルバイト」

斎藤洋/作 ポプラ社

ぼく奥(おく)月(づき)勇(ゆう)は、雑用(ざつよう)のアルバイトをしている小学生(しょうがくせい)。今回(こんかい)も高校生(こうこうせい)に、ある女子中学生(じょしちゅうがくせい)からメールを送(おく)ってもらうよう、依頼(いらい)を受(う)けた。ところがあっさり目的(もくてき)の女(おんな)の子(こ)につかまってしまう。その上(うえ)、話(はなし)をする内(うち)に二人(ふたり)でもっと手広(てびろ)く仕事(しごと)をすることになった。

「走る少女」

佐野久子/著 岩崎書店

比呂(ひろ)は兄(あに)にけがをさせた負(お)い目(め)から、中学(ちゅうがく)で入(はい)ろうと思(おも)っていた陸上部(りくじょうぶ)を避(さ)けていた。だが、同(おな)じ1年(ねん)の李里子き(りこ)が走(はし)る姿(すがた)を見(み)た時(とき)、走りたいと思っている自分(じぶん)に気付(きづ)き、入部(にゅうぶ)を決(き)める。一方(いっぽう)、自分勝手(かって)で傲慢(ごうまん)だと思われている李里子も、家族(かぞく)の問題(もんだい)を抱(かか)えていた。

比呂、李里子、カオリ、千秋(ちあき)の4人(にん)が総体(そうたい)でのリレーを通(とお)して成長(せいちょう)してゆく姿を描(えが)く。

「わらいっ子(こ)」

畑中弘子/著 講談社

「風(かぜ)の館(やかた)の物語(ものがたり) Ⅰ」

あさのあつこ/著 講談社

「みどパン協走曲」

黒田六彦/作 BL出版

「空からおちてきた男」

ジェラルディン・マコックラン/作
金原 瑞人/訳 偕成社

◆○◆ちしきのほん◆○◆
「どっちがどっち!? にたものずかん」(481)

高岡昌江/構成・文 友永たろ/絵
学習研究社

「チーター」と「ヒョウ」はどうちがうの?「ヒラメ」と「カレイ」はどうちがうの?よくにた動物(どうぶつ)を、くらべて説明(せつめい)している本(ほん)です。

同(おな)じようでも、にているところ、にていないところがあって、よーく、くらべるとおもしろいですよ。

「いっしょにあそぼう アフリカの子どものあそび」(384)

イフェオマ・オニェフル/作・写真
さくまゆみこ/訳 偕成社

アフリカの子(こ)どもたちって、どんなあそびをするのかな?ナイジェリアにすむ女(おんな)の子、エベレが教(おし)えてくれたあそびは、どれもたのしそう。でも、わたしたちがしているあそびと、すこしにているかも。

「ジュニアのための考える柔道」(789)

向井幹博・山口香/著 東京書店

「女三四郎(おんなさんしろう)」の異名(いみょう)で活躍(かつやく)した山口香(やまぐちかおり)さんと、選手(せんしゅ)、指導者(しどうしゃ)としてもすぐれた向井(むかい)さんが子(こ)どもとともに考(かんが)え、工夫(くふう)しながら柔道(じゅうどう)を楽(たの)しもうと作(つく)った本(ほん)。柔道の歴史(れきし)から実際(じっさい)の技(わざ)、試合(しあい)でのルールまで、たくさんのイラストとともに学(まな)べ、技のヒントが一杯(いっぱい)。

特(とく)におすすめはコラムと、選手のインタビュー。

「やさいはいきている そだててみようやさいのきれはし」(626)

岩間史朗/写真 ひさかたチャイルド

おりょうりにつかったあとの やさいのきれはし、どうしてる?すてちゃってる?きれはしも、いきているんだよ。

きれはしからのびた いろんなやさいの しゃしんがあり、うちでは どれをやってみよう?と おもわせてくれます。

「早ね早おき朝ごはん」 (498)

はらだゆうこ/絵と文 汐文社

みなさんは何時(なんじ)にねてますか?家族(かぞく)のみんながおそくまで起(お)きてると、ついついねるのがおそくなってしまいますね。でも、早(はや)くねて、早くおきるだけで、いろんなことがちがってきます。

このシリーズは、いつも元気(げんき)でいられるために、きそく正(ただ)しい生活(せいかつ)の大切(たいせつ)さを書(か)いています。

かきごおり
「地球動物記」(481)

岩合光昭/著 福音館書店

「ボクたちの値段(ねだん)」(591)

坂本綾子/構成・文 講談社

「子どもにもよくわかる はじめての小型(こがた)水槽(すいそう)」(666)

泉山弘樹・山崎浩二/著 どうぶつ出版

「こどものあそびうた・わらべうた絵本(えほん)108曲(きょく)」(767)

ブティック社

堺市立図書館 平成19年6月発行