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きつね

ほら、この本おもしろかったよ

きつね

2004年 夏号
◆○◆えほん◆○◆
「おはようサム」

メアリー=ルイーズ・ゲイ/作
江国香織/訳  光村教育図書

あさです。おねえさんのステラはおとうとのサムをおこします。ステラはきがえをてつだおうといいますが、サムは「ひとりでできるもん。」でもパジャマはぬげないし、パンツやくつしたもみつかりません。

ふたりはきちんとおでかけできるでしょうか…。

おやすみサム」もよんでね。

「なにたべてるの?」

いちかわけいこ/文  たかはしかずえ/絵
アリス館

ねこがききます、「ねぇ、なにたべてるの?」ぞうはりんご、ごりらはバナナ。みんなねこにすすめますが、「いいえ、けっこう。」ねこはなにをたべるのかな?

「うしとトッケビ」

イ・サン/文 ハン・ビョンホ/絵
アートン

あるひトルセとうしのまえに、けがをしたトッケビのこがあらわれた。「けががなおるまでのあいだ、うしのおなかのなかにいさせてくれ。」という。トルセはひきうけるが、やくそくのひになっても、トッケビはでてこない。なんとふとりすぎてでられなくなったのだ。

「やさいばたけははなばたけ」

広野多珂子/作・絵  佼成出版社

おばあちゃんのはたけには、おはながいっぱい。ぜんぶやさいのおはなだよ。ダイコン、サヤエンドウ、ジャガイモ…みんなのよくしっているやさいには、みんなはながさくんだよ。

「みんな ぜんぶ いろんな」

中川ひろたか/文 奥田高文/写真
ブロンズ新社

「こっぷ」や「とけい」にも、いろんないろやかたちがある。りんごは「くだもの」、メロンも「くだもの」。なまえやあじはちがうけど、おんなじ「くだもの」。ねんれいやすんでいるところがちがうひとたちも、とりもくさも、きもむしも、みんなおんなじ「いのち」をもっているんだよ。

「パパはジョニーっていうんだ」

ボー・R・ホルムベルイ/作
エヴァ・エリクソン/絵  BL出版

両親(りょうしん)の離婚(りこん)で、ティムはママと暮(く)らしている。でも今日(きょう)は久(ひさ)しぶりにパパと会(あ)える日(ひ)。映画館(えいがかん)に行(い)ったり、レストランで食事(しょくじ)をしたり、図書館(としょかん)で本(ほん)を読(よ)んだり。どこへ行(い)ってもティムはみんなにパパのことをしょうかいした。

「これはぼくのパパだよ。パパはジョニーっていうんだ。」

「まゆとおに」

富安陽子/文 降矢なな/絵  福音館書店

「いちはかたつむり、じゅうはかに」

A・P・セイヤー、J・セイヤー/文
R・セシル/絵  評論社

「なんだってしてあげるよ」

ジョン・ウォレス/文 ハリー・ホース/絵
あすなろ書房

「竜(りゅう)」

今江祥智/文 田島征三/絵  BL出版

◆○◆よみもの◆○◆
「おばけのジョージーおおてがら」

ロバート・ブライト/作・絵
徳間書店

ちいさなおばけのジョージーは、とてもはずかしがりや。人(ひと)をおどかすことなんてできません。けれどもあるばん、どろぼうたちがやってきました。

さあたいへん、どうしたらよいのでしょう。

「にんじゃにんじゅろう」

舟崎克彦/作  学研

せっしゃはにんじゃの父(ちち)と母(はは)をもつにんじゅろう。あととりのひとりむすこゆえ、親(おや)のきたいも大(おお)きくていやになる。

ある日(ひ)にんじゃ学校(がっこう)からかえってくると、どうも家(いえ)のようすがおかしい。ははーん、どうやらせっしゃのうでまえを、ためそうとしておられるのだな。よし、うけてたとう!

「永遠の夏休み」

折原みと/著  ポプラ社

タケルが死(し)んだ。

「来年(らいねん)の夏(なつ)も絶対(ぜったい)ここにこよう、天命水(てんめいすい)をさがしに白鷹山(しろたかやま)にのぼろう。」

去年(きょねん)親友(しんゆう)4人(にん)で交(か)わした約束(やくそく)は、はたされることなくタケルひとりが山(やま)に登(のぼ)り、そこで死んでしまった。

残(のこ)された3人は親(おや)にはひみつで、白鷹山への旅(たび)に出(で)る。

「池(いけ)のほとりのなかまたち」

ラッセル・ホーバン/作  徳間書店

ヒキガエルのジムはゆううつでした。そこでみんなとはなれて池の底(そこ)でハーモニカをふくことにしました。けれどいえにつくころには、たのしいきぶんになっていました。なにがあったのでしょうか。

池のほとりでくらす動物(どうぶつ)たちの、おもしろくて、ちょっとドキドキする8つのおはなしです。

「ワニてんやわんや」

ロレンス・イェップ/作  徳間書店

オスカーは弟(おとうと)のテディが気(き)に入(い)らない。おりこうさんすぎて、いつもくらべられてはみじめな思(おも)いをするからだ。

そこでテディをびっくりさせようと、たんじょうびプレゼントにワニを買(か)ってきた。するとテディはいやがるどころか、大(おお)よろこび。パーティに来(き)ていたしんせきまでワニにむちゅうになってしまう。

「ぼくは下町(したまち)のスター!」

上条さなえ/作  学研

「学校犬(がっこうけん)クロ」

藤岡改造/文  角川書店

◆○◆ちしきのほん◆○◆
「変身(へんしん) 栗林(くりばやし)さんの虫(むし)めがね 2」(486)

栗林慧/著  フレーベル館

虫(むし)たちは、卵(たまご)から幼虫(ようちゅう)、さなぎと変身(へんしん)をくりかえして成虫(せいちゅう)になります。

ふだんなかなか見(み)ることのできない、虫たちの変身の瞬間(しゅんかん)をとらえた写真(しゃしん)がいっぱいです。

「飛行機の大研究 ライト兄弟からスペースシャトルまで」(538)

ヒサクニヒコ/著  PHP研究所

1903年(ねん)、人類(じんるい)は空(そら)を飛(と)ぶことに成功(せいこう)しました。

このライト兄弟(きょうだい)の初飛行(はつひこう)から、旅客機(りょかくき)などの身近(みじか)な飛行機(ひこうき)、スペースシャトルまで飛行機の歴史(れきし)がこの1冊(さつ)でわかります。そして飛行機の登場(とうじょう)で、戦争(せんそう)がどのように変(か)わってしまったのかについても知(し)ることができます。

「ザビット一家(いっか)、家(いえ)を建(た)てる」(748)

長倉洋海/著  偕成社

コソボに住(す)むザビット一家は子(こ)ども8人(にん)の子だくさん。大型(おおがた)トラックの荷台(にだい)に仮住(かりず)まいをしながら、自分(じぶん)たちの家を建てています。内戦(ないせん)から数年(すうねん)、一家の生活(せいかつ)は決(けっ)して豊(ゆた)かとはいえませんが、みんなの笑顔(えがお)はとてもいきいきとしています。

「てがみはすてきなおくりもの」(816)

スギヤマカナヨ/著  講談社

いくつかのきまりを守(まも)れば、ほんものの葉(は)っぱだって、ハガキとしてゆうびんでおくることができます。大(おお)きな貝(かい)がらや、ガチャポンのケースだって、はこに入(い)れずそのままおくれるのです。そんなすてきなてがみが、たくさんしょうかいされています。

「がっこうのうた」(911)

ねじめ正一/作  偕成社

せんせいのこと、けんべんのこと、ほけんしつのこと。がっこうについての詩(し)が18へんのっています。

めでよむとクスクスわらえて、こえにだすとアハアハわらえます。はやくちでもよんでみてね。

「昔(むかし)のくらしの道具(どうぐ)事典(じてん)」(383)

岩崎書店

「犬(いぬ)たちの命(いのち)を救(すく)え 麻酔(ますい)45分(ふん)の壁(かべ)」(649)

今西乃子/著  国土社

「日本(にほん)どんぐり大図鑑(だいずかん)」(657)

徳永桂子/作   偕成社

堺市立図書館 平成16年6月発行