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とり

ほら、この本おもしろかったよ

とり

2003年 秋号
◆○◆えほん◆○◆
「すえっこおおかみ」

ラリー・デーン・ブリマー/ぶん
ホセ・アルエゴとアリアンヌ・デユーイ/え
あすなろ書房

すえっこおおかみは、にいさんやねえさんみたいに、まっすぐころがったり、はやくはしったり、たかくとんだりできません。でも、「それでいいんだ」と、とうさんおおかみはいってくれるのです。

ちいさなすえっこおおかみと、おおきくてはいいろのとうさんおおかみのおはなしです。

「いたずらかまきりキリリ」

得田之久/さく  童心社

キリリはうまれたばかりのカマキリのこ。きょうだいのなかでいちばんのいたずらっこ。いつもはっぱからぶらさがったり、だんごむしのうえにのったり…。「あぶないよ!」とみんなはとめるのですが、キリリは「へいきへいき」とすこしもききません。

「いたずら王子バートラム」

アーノルド・ローベル/さく  偕成社

バートラム王子(おうじ)はみんなのきらわれものです。なぜって? 人(ひと)のいやがることばかりするからです。ある日(ひ)、王子はまじょにいたずらをして、かいぶつにすがたをかえられてしまいます。王子はもとのすがたにもどることができるのでしょうか?

「もりのがっしょうだん」

たかどのほうこ/作 飯野和好/絵
教育画劇

クマとキツネとアナグマとハリネズミは、しょうねんがっしょうだんのだんいんです。はるのさいてんのれんしゅうで、なかよしになりました。ところがいつのまにか、せんせいのワルクチじまんになってしまいます。ウケるためについたうそが、じぶんじしんをくるしめることになって…

「すてきなあまやどり」

バレリー・ゴルバチョフ/作・絵
徳間書店

大(おお)きな木(き)の下(した)にあまやどりしたのに、ずぶぬれになってしまったブタくん。どうしてかっていうとね、ちょこまかネズミが一(いっ)ぴきやってきて、つぎはハリネズミがニ(に)ひきやってきて…。お話(はなし)はだんだんエスカレートしていきます。

「ぼくだけのこと」

森絵都/作 スギヤマカナヨ/絵
理論社

ようたには、おにいちゃんといもうとがいるけれど、えくぼがあるのはようただけ。みんなにもあるよね、ほかのひととはちがうこと。ちょっとうれしいことだったり、ちょっとこまったことだったり、ちょっとはずかしいことだったり… まったくおんなじひとなんていない。ぼくだけのことみつけよう。

「わたしのおべんとう」
「ぼくのおべんとう」

スギヤマカナヨ/さく  アリス館

※2さついっしょによむとおもしろいよ。


「きょうりゅうたちのおやすみなさい」

ジェイン・ヨーレン/文 マーク・ティーグ/絵
小峰書店

「かむかむ」

カムカムズ/文 南伸坊/絵
PHP研究所

「ななしのごんべさん」

田島征彦 吉村敬子/作
童心社

※堺(さかい)大空襲(だいくうしゅう)のお話(はなし)です。

おちば
◆○◆よみもの◆○◆
「もりのなかよし」

つちだよしはる/作  あかね書房

くまのこと、たぬきのこと、うさぎのこと、きつねのこは、とってもなかよし。いっしょにうみや、やまにあそびにいきました。なつ、あき、ふゆのきせつにおこったやさしいおはなしです。

「トイレのかめさま」

戸田和代/作  学研

まさるはおねしょがなおらないで困(こま)っていました。ある日(ひ)トイレにいくと、なんと大(おお)きなくまがいて、新聞(しんぶん)を広(ひろ)げていました! でも、そのトイレからでてきたのはお父(とう)さんでした。

それからトイレのかめさまのいたずらはまだまだ続(つづ)きます。

「はりねずみイガー・カ・イジー」

おのりえん/作  理論社

ある日(ひ)、はたらき者(もの)のくまのダウンヒルさんのところに一(いっ)ぴきのはりねずみがあらわれました。その名(な)はイガー、いや、イジー? ふたつの名前(なまえ)をもつはりねずみとくまのゆかいなおはなし。

「フランチスカとくまのアントン」

ヴィルヘルム・トプシュ/作  徳間書店

ひとりぼっちで住(す)んでいるフランチスカはくまのアントンと友(とも)だちになり、いっしょにくらしはじめました。ふたりはとっても楽(たの)しくすごしていたのですが、あるじけんがおこって…。

『あらしのよるに』がすきな人(ひと)なら、きっとすきになるおはなしです。

「菜(な)の子(こ)先生がやってきた!」

富安陽子/作  福音館書店

学校(がっこう)じゅうのどこにもいないけれど、学校のどこかにいるという菜(な)の子(こ)先生(せんせい)に会(あ)えた子(こ)は幸運(こううん)だよ。とびっきり素敵(すてき)で不思議(ふしぎ)な体験(たいけん)ができるんだから。菜の子先生は、きみの学校にもあらわれるかも!?

「ユウキ」

伊藤遊/作  福音館書店

カズヤのクラスにまた転校生(てんこうせい)がやってきた。今(いま)までに会(あ)った転校生の名前(なまえ)はいつも「ユウキ」、そして今度(こんど)も。でも今回(こんかい)は女(おんな)の子(こ)だった。転校したことのある人(ひと)も、転校生と別(わか)れたことのある人にも読(よ)んでほしい本(ほん)。

ぶどう 「2年(ねん)2組(くみ)はいく先生(せんせい) 松井(まつい)ばしょうくん」

那須正幹/作  ポプラ社

「チョコレート病(びょう)になっちゃった !?」

ロバート・K・スミス/作  ポプラ社

「わたしのねこメイベル」

ジャクリーン・ウィルソン/作  小峰書店

「ブリットーマリはただいま幸せ」

アストリッド・リンドグレーン/作
徳間書店

◆○◆ちしきのほん◆○◆
「校庭(こうてい)の1年(ねん)」(407)

たかはしきよし/絵・文  偕成社

山(やま)や野原(のはら)に行(い)かないと自然(しぜん)観察(かんさつ)はできないなんて思(おも)っていませんか? 校庭(こうてい)の片(かた)すみでも、自然観察はできるんです。この本(ほん)に出(で)てくる植物(しょくぶつ)は51種類(しゅるい)、生(い)き物(もの)は44種類!

あなたのお気(き)に入(い)りの場所(ばしょ)を見(み)つけて、定点(ていてん)観察(かんさつ)を始(はじ)めましょう。

「サインとマーク」(727)

村越愛策/監修  フレーベル館

街中(まちなか)で見(み)かけるサインやマークは、誰(だれ)にでもすぐにわかる世界(せかい)共通(きょうつう)の絵文字(えもじ)です。人(ひと)や動物(どうぶつ)、ものの形(かたち)がとてもわかりやすく描(えが)かれているだけでなく、色(いろ)にも違(ちが)いがあります。赤(あか)は禁止(きんし)・危険(きけん)、黄色(きいろ)は注意(ちゅうい)、緑(みどり)は安全(あんぜん)の意味(いみ)を表(あらわ)します。

いろいろなマークを探(さが)してみましょう。

「はじめての大相撲」(788)

小野 幸恵/著  舞の海秀平/監修
岩崎書店

テレビで大相撲(おおずもう)を見(み)たことがあるかな?テレビに映(うつ)る力士(りきし)や行司(ぎょうじ)以外(いがい)にも、呼出(よびだし)・床山(とこやま)など裏方(うらかた)として大相撲を支(ささ)えている人(ひと)がいるし、番付(ばんづけ)や決(き)まり手(て)もたくさんあるんだよ。いろんなことを知(し)ると、大相撲を見るのがもっと楽(たの)しくなるよ。

「世界のなぞなぞ」(798)

藤川雅行/著 こどもくらぶ/編
今人舎

“じぶんのものなのに、じぶんよりほかの人(ひと)がよくつかうものはなあに?”これはイギリスのなぞなぞだよ。イギリス人(じん)はひねりのきいたユーモアがだいすきだ。

この本(ほん)には世界(せかい)のなぞなぞと各国(かっこく)の情報(じょうほう)がのっていて、なぞなぞをしながら世界のことが楽(たの)しく学(まな)べるんだ。

さっきのなぞなぞの答(こた)えは本(ほん)で探(さが)してね。

堺市立図書館 平成15年10月発行