「シリコンバレー式よい休息」

観戦者のコメント

• 仕事を効率良く頑張る為のヒントになりそうだと思いました。
• 1日4時間労働という日が来ればうれしいな。
• 休み方や時間で仕事の仕方や生活に影響が出るというのが、もっと詳しく知りたくなりました。

「ないもの、あります」

観戦者のコメント

• 紹介されていたものが面白かったので、他の事例も読みたくなりました。
• 「まじめに、じょうだん」している本は大好きです。
• よくきく言葉を物に例える、というのが面白いと思いました。

「女子中学生の小さな大発見」

観戦者のコメント

• 本を読みながら笑ってしまいそうな内容でした。
• くだらないことをするな、と思われることを集めた内容で、面白そう。
• 中学生でもこんなもの、ととるか、中学生の想像と行動、描写のすごさをよくみるか、で意見が分かれそう。

「西遊記」

観戦者のコメント

• 今まで出会えなかったのが不思議。探して読んでみたい。
• 留学生と一緒に読める本だと思いました。
• 表現が今風ということで、すごく興味がわいた。原作も読んだことがないので、読み比べてみたい。

「雑誌　kotoba　2017年夏号（第28号」

観戦者のコメント

• 雑誌にしては中身ぎっしり。読み応えありそう。
• 非人間から「人間とはなにか」を考えることは重要。
• 虫への視線と宇宙への思索を一つに語っている養老さんのエッセイがすごそう。他の方のエッセイも期待。

すべての発表と質疑が終わり、「一番読みたくなった本」に挙手で投票します。

『ないもの、あります』と『西遊記』の接戦を制したのは・・・

「西遊記」（発表者：甘木　なな子さん）でした！

【チャンプ本発表者からのコメント】
「西遊記」（発表者：甘木　なな子さん）

テーマが「そうかい」だったので、軽快なテンポで読みやすく爽快な読後感を与えてくれる作品を選びました。

紹介したのは、ひねりを効かせたユーモアたっぷりの画期的な翻訳による、邱永漢氏の『西遊記』です。

たとえば作中で、てごわい敵に苦戦する悟空が観音菩薩に助けを求めにいく、というくだりがあります。
原作では、観音菩薩が竜王の娘と池のほとりで蓮の花をながめているところに悟空がやってくる、という場面です。
しかし邱永漢版では、悟空がたずねていくと「今日はウイーク・エンドで菩薩はゴルフにおでかけでございます」と言われてしまいます。 そこで案内されて蓮池におもむくと、観音菩薩は竜王の娘を相手にゴルフコースを回っている真っ最中……。
　このように、思わずニヤリとしてしまう演出が物語のいたるところに用意されているのが、邱永漢氏の『西遊記』なのです。

挿絵を手がけるのは、影絵作家の藤城清治さん。
影絵の持つ独特の、あのエキゾチックでちょっぴりユーモラスな雰囲気が、本文のイメージとばっちりマッチしています。
　お読みの際には、物語とともに、豊富な挿絵もあわせてお楽しみください。