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知的書評合戦
ビブリオバトルinさかい #30
平成29年(2017)2月19日(日曜)開催

第30回目のビブリオバトルinさかいを開催しました。

 今日のテーマは「夫婦、恋人の間で読んで欲しい本 」です。

    

画像:子ども室に行ってみたはにぼん

2時になりました。
ビブリオバトルの時間です!

 「ビブリオバトルってなに?どんなことをするの?」
 初めに、堺図書館ビブリオバトル倶楽部員からビブリオバトルについての説明があります。

 本は一人で読むのもいいですが、感じたことを、他の人と共有してみたい、
 という思いを持っている方、ビブリオバトルで発表してみてはいかがでしょうか?

倶楽部員からの説明のあと、アイスブレイクタイムです。

画像:ビブリオバトルの説明

恒例のアイスブレイクタイム!

今回は、「黄色いものはなんでしょう?」です。
隣り合った方と2~3名一組となり、知恵を出し合い、1分間考えます。
思いついた黄色いものの数の多い組が優勝です。

画像:アイスブレイクの様子

「ひまわり」、「ピカチュウ」、「テニスボール」、「卵の黄身」、
「レモン」などの8つを思いついたペアが優勝しました。
この他にも、「菜の花」、「カナリア」など、まだまだ見つかりそうですね。

画像:アイスブレイクの様子

優勝ペアには、特製ブックカバーが送られました。

ほどよく会場の雰囲気も温まり、ビブリオバトル本番です。


今回の発表者

今回の発表者は6人です。

画像:くじを引いている様子

まずは、くじ引きの結果で発表の順番を決めます。

画像:くじを引いている様子

発表順序も決まり、ビブリオバトル スタートです!


発表の様子

リプレイ
画像:発表者1

観戦者のコメント

  • 最初はよくあるタイプの話かと思ったが、人生の何に価値があるかという視点と何回も繰り返す人生というテーマに興味を持った。
  • 過去への復帰物は多数ありますが、このひねりがなかなかおもしろいと思いました。
「つながり」の進化生物学
画像:発表者2

観戦者のコメント

  • 夫婦・恋人というテーマからこの本を選んだセンス!つながりを科学的に見る本はなかなか楽しそうです。
  • コミュニケーションが進化によって発展したというのが興味深かったです。
水は答えを知っている
画像:発表者3

観戦者のコメント

  • 水にハードロックやクラシックを聞かせ、その反応を見るという発想がおもしろかったです。
  • 水と言葉の関係が不思議なので、読んでみたいと思いました。
白夜行
画像:発表者4

観戦者のコメント

  • 第三者からずっと見続ける小説(しかも長編)というのが興味深いです。
  • ドラマしか見ていないので、原作を読んでみたくなりました。
この恋と、その未来。
画像:発表者5

観戦者のコメント

  • LGBTについて、知りたいと思いました。
  • 性同一性障害について知る、きっかけとなる本。恋の行方がとても気になりました。
オルメードの騎士
画像:発表者6

観戦者のコメント

  • 文体が独特。古典なのかな?本好き向けということなのかも。
  • いろいろな解釈ができる本。

ビブリオバトルでは、5分間の発表後に、
2分間の質疑応答時間があります。
発表を聞いて、気になった点、もっと知りたいところ等あれば、
遠慮せずに質問してください。

画像:質疑応答 画像:質疑応答

それでは投票です

すべての発表と質疑が終わり、「一番読みたくなった本」に挙手で投票します。

同率1位が3冊ある中、2度の決勝投票の末、接戦を制した、チャンプ本は?

画像:投票

今回のチャンプ本

3度の投票の結果、同得票の為、1冊に決まらないため、
第30回のチャンプ本は3冊となりました。(チャンプコメントは発表順)

画像:第30回チャンプ本発表者

【チャンプ本発表者からのコメント】
「リプレイ」(発表者:谷口 也寸志さん)

久しぶりの発表にも関わらず、チャンプ本に選んでいただき、ありがとうございます。
今回、自分では全っ然この本の魅力を伝えられなかった!と、発表のあとは凹んでいただけに、意外でもあり、うれしくもありました。
人生をやり直すことができたら。おそらく99%の人が夢想するこのことが現実に起きたらどうなるのか?そんな中、あなたは誰をどんな基準で人生のパートナーとして選ぶのか。そんなことを思いながら、読んでいただければと思います。


「「つながり」の進化生物学」(発表者:神尾 とき子さん)

3回も同点は驚きです。つっかえた発表で恐縮ですが、読んで頂きたい本なので、とても嬉しいです。


「この恋と、その未来。」(発表者:前田 浩和さん)

ライトノベルは三つしか知らないのにそのうちの一つでチャンプ本を取ってしまいました。
玉石混交を地で行く分野と聞きますが、思わぬところに思わぬ本があることを示せてよかったと思っています。ありがとうございました。


紹介された本(発表順)
リプレイ」 ケン・グリムウッド/著 新潮社 1990
「つながり」の進化生物学」 岡ノ谷 一夫/著 朝日出版社 2013
水は答えを知っている」 江本 勝/著 サンマーク出版 2001
白夜行」 東野 圭吾/著 集英社 2002
この恋と、その未来。」 森橋 ビンゴ/著 KADOKAWA 2014
オルメードの騎士」 ロペ・デ・ベガ/作 岩波書店 2007

ビブリオバトル終了後

発表者には発表本や発表者名が書かれた
「コミュニケーションカード」(20枚)をお渡ししています。

写真:コミュニケーションカード

コミュニケーションカードをもらうと共に、質問や感想を伝えてみてはいかがでしょう?

ビブリオバトル終了後は、発表者と観戦者のコミュニケーションをより深めるため、会議室にて懇親会を行いました。

5分間では発表しきれなかったこと、質問できなかったこと、本について、読書について・・・皆さん話は尽きない様子でした。

懇親会は毎回開催しています。お気軽にご参加ください。


次回開催について

第31回:テーマ「かわる」
平成29年5月14日(日)14時から
発表者6人・観戦者30人(当日先着)募集中

発表の申込みは中央図書館まで。
来館または電話(072-244-3811)、ビブリオバトル申込みメールで。
(メール件名は「ビブリオバトル申込み」としてください。)
折り返し担当者からご連絡します。

ビブリオバトルロゴ