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アイコン:はにぼん

知的書評合戦
ビブリオバトルinさかい #26
平成28年(2016)6月26日(日曜)開催

第26回目のビブリオバトルinさかいを開催しました。

6月26日、堺市立中央図書館です。

 はにぼんが図書館で本を借りて、
 階段を下りていくと、なにやらロビーがにぎやかです。   

画像:はにぼんが階段上からビブリオバトル会場を見ている様子   

今日は、ビブリオバトルの日でした。
本が大好きなはにぼん、わくわくしながら、会場へ。
「今日はどんな本と出会えるかな?」

画像:会場の様子

2時になりました。
ビブリオバトルの時間です!

今回のテーマは「何度も読み返したくなる本」です。

 「ビブリオバトルってなに?どんなことをするの?」
 倶楽部員からの説明のあと、アイスブレイクタイムです。

恒例のアイスブレイクタイム!

今回は、北陸本線の難読駅名クイズです。
隣り合った方と2名ペアで、知恵を出し合います。

画像:アイスブレイクの様子
画像:アイスブレイクの様子 画像:アイスブレイクの問題

クイズの答え
①いぶりはし ②あわらおんせん ③えちぜんはなんどう ④たけふ
  ⑤まっとう ⑥おうしお ⑦さばえ ⑧つるが ⑨まいばら ⑩のみねあがり


6問正解したペアが3組でしたので、じゃんけんで優勝ペアを決定しました。
優勝ペアには、特製ブックカバーが贈られました。

ほどよく会場の雰囲気も温まり、ビブリオバトル本番です。


今回の発表者

今回の発表者は6人です。
そのうち5人が初めてのビブリオバトル参戦!

まずはくじ引きで発表の順番を決めます。
1番くじを引いた方から、希望の発表順を選んでもらいます。

画像:くじを引いて順番が決まった様子

発表順序も決まり、ビブリオバトル スタートです!


発表の様子

阪急電車
画像:発表者1

観戦者のコメント

  • 私も阪急電車に乗ってみたくなりました。
  • 有川浩、大好きです。娘と唯一共通で好きな作家さんです。
  • 情景が思い浮かびました。
スーホの白い馬 モンゴル民話
画像:発表者2

観戦者のコメント

  • 小学生の時に読んだきりですが、スーホと馬の強い絆がとても切なく心に残ります。もう一度読んでみたいです。
  • 白馬とスーホの種族を越えた深い絆に感動しました。人間と動物の関係について考えさせてくれる良い絵本だと思いました。
  • 小学生の頃、国語の授業で習いました。息子の教科書にものっていて、びっくりしました。
ノックの音が
画像:発表者3

観戦者のコメント

  • 発表者の方の、この本に対する思いや、これまでの人生でのつきあい方が、とても伝わってきました。
  • 独特の世界観は、日常を忘れさせてくれます。
  • 普通に書店にあっても手に取らないだろうが、今日のプレゼンを聞いて、是非読んでみたいと思えました。
葉っぱのフレディ いのちの旅
画像:発表者4

観戦者のコメント

  • 「命」をしっかりわかりやすく表していて、ぜったい読みたい。
  • 生きる力が付く本。
  • 生まれてきた意味、自分の役割をわかるのって難しいなあと思います。
ペンギン・ハイウェイ
画像:発表者5

観戦者のコメント

  • 落ち着いた発表で、ラストがどういうものか、とても気になりました。
  • 中学生の子どもに、いつか読ませてみたいです。
  • 現実に近い状況から、突拍子もない世界に入れそうな印象がありました。
天涯の船 上巻下巻
画像:発表者6

観戦者のコメント

  • 今すぐ読みたいと感じました。素敵な語りに、映画の予告を見ている様でした。
  • ご自身の美術・絵画に対する思いと、本の主人公が重なるような感じがしました。
  • タイトルは知っていたが、これまで手に取ることはなかったが、今回の発表を聞いて、「まるで昼ドラのようだ、おもしろそう。読んでみたい。」と思った。

ビブリオバトルでは、5分間の発表後に、
2分間の質疑応答時間があります。
発表を聞いて、気になった点、もっと知りたいところ等あれば、
遠慮せずに質問してください。

画像:質疑応答 画像:質疑応答

それでは投票です

すべての発表と質疑が終わり、「一番読みたくなった本」に挙手で投票します。

接戦を制した、チャンプ本は?

画像:投票

今回のチャンプ本

投票の結果、第26回のチャンプ本に輝いたのは
「ペンギン・ハイウェイ」(発表者:高田勝太さん)でした!

画像:第26回チャンプ本発表者

【チャンプ本発表者からのコメント】

私にとって『ペンギン・ハイウェイ』は、読む度に初心に帰ることが出来るとても大切な一冊です。心地よい文体で描かれた優しい物語なので、多くの方に読んで頂きたいです。

ビブリオバトルは初参戦でしたが、温かい会場の雰囲気が印象的でした。皆様の前で自分の好きな本の話が出来るというのは、本当に素晴らしい経験でした。このような機会を用意して下さったスタッフの皆様に深く感謝いたします。


紹介された本(発表順)
阪急電車」  有川 浩/[著] 幻冬舎 2010
スーホの白い馬 モンゴル民話」  大塚 勇三/再話 福音館書店 1967
ノックの音が」  星 新一/[著] 講談社 1976
葉っぱのフレディ いのちの旅」  レオ・バスカーリア/作 童話屋 1998
ペンギン・ハイウェイ」  森見 登美彦/著 角川書店 2010
天涯の船 上巻下巻」  玉岡 かおる/著 新潮社 2003

ビブリオバトル終了後

発表者には発表本や発表者名が書かれた
「コミュニケーションカード」(20枚)をお渡ししています。
コミュニケーションカードをもらうと共に、質問や感想を伝えてみてはいかがでしょう?

写真:コミュニケーションカード

ビブリオバトル終了後は、発表者と観戦者のコミュニケーションをより深めるため、集会室にて懇親会を行いました。

5分間では発表しきれなかったこと、質問できなかったこと、本について、読書について・・・皆さん話は尽きない様子でした。

懇親会は毎回開催しています。お気軽にご参加ください。


次回開催について

第27回:テーマ「南国のビーチで読みたくなる本」
平成28年8月21日(日)14時から
発表者6人・観戦者30人(当日先着)募集中

発表の申込みは中央図書館まで。
来館または電話(072-244-3811)、ビブリオバトル申込みメールで。
(メール件名は「ビブリオバトル申込み」としてください。)
折り返し担当者からご連絡します。

ビブリオバトルロゴ