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ビブリオバトルinさかい >知的書評合戦ビブリオバトル 第17回 |
第17回目のビブリオバトルinさかいを開催しました。
扉を開けば、本好きの方の集まる、「知的書評合戦 ビブリオバトル」の世界が待っています。
今回のテーマは「8」
「8→18→青春18切符」という連想から、
今回のアイスブレイクのクイズは、JR(山陽線・山陰線・美祢線)の8つの難読駅名の読み方が問題でした。
正解は、下のスペースを反転してみてください。
①幡生(はたぶ)②厚狭(あさ)③戸田(へた)④下松(くだまつ)⑤厚保(あつ)
⑥富海(とのみ)⑦向洋(むかいなだ)⑧相生(あいおい)⑨網干(あぼし)⑩特牛(こっとい)
(④下松は阪和線では「しもまつ」と読みますが、今回は山陽線での読み方を正解としております。
駅名の読み方は、「JRおでかけねっと」、JTB時刻表参照。
駅名にはまだまだたくさんの難読駅名があります。
図書館で時刻表を眺めるだけでも、旅行気分が楽しめますね。)
5つ正解した、1位のペアには、特製のブックカバーが贈呈されました。
会場が盛り上がったところで、ビブリオバトル、スタートです!
今回の発表者は4人。
まずはくじ引きで発表の順番を決めます。
1番くじを引いた方から、希望の発表順を選んでもらいます。
ビブリオバトルでは、5分間の発表後に、2分間の質疑応答時間があります。
発表を聞いて、気になった点、もっと知りたいところ等あれば、
遠慮せずに質問してください。
すべての発表と質疑が終わり、「一番読みたくなった本」に挙手で投票します。
接戦を制した、チャンプ本は?
観戦の経験もない初心者が、いきなり出場者になりました。 そのせいか人生最大の緊張に見舞われて、声が震え、用意していたアピールポイントはことごとく忘れ、揚句に時間を余らせてしまいました。
そんな状態なのにチャンプに選んでいただいたのは、ビブリオバトルの基本が「プレゼンの上手さより本の魅力」にあるおかげだと思っています。
夏らしくホラー短編集を選びましたが、この本は意外にも読後感が悪くありません。 それは、当日お話しした「旺盛な好奇心を生かした多彩な内容」「恐怖のありかの外し方」「壮大な嘘を作るための細かいリアリティ」のほかに、著者の「ものの見方」にあるのかもしれません。
中島らもさんは、破天荒な人生の中で終生「弱くて」「ダメで」「馬鹿馬鹿しい」人やものの側に立ち続けた人でした。
以上、当日緊張して言い忘れたことをコメントでフォローさせていただきました(笑)
紹介された本 |
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「恋愛経済学」 勝間和代/著 扶桑社 |
「人体模型の夜」 中島らも/著 集英社 |
「烈女伝 勇気をくれる明治の8人」 榊原千鶴/著 三弥井書店 |
「紙つなげ!」 佐々涼子/著 早川書房 |
発表者には発表本や発表者名が書かれた
「コミュニケーションカード」(20枚)をお渡ししています。
コミュニケーションカードをもらうと共に、質問や感想を伝えてみてはいかがでしょう?
また、ビブリオバトル終了後は、発表者と観戦者のコミュニケーションをより深めるため、会議室にて、懇談会を行いました。
なごやかな雰囲気の楽しい会です。次回開催時にも、お気軽にご参加ください。
観戦者の方にも、おすすめ本を教えていただきました。
受付でお渡しする用紙に書名やコメントを書いて、受付横にあるボードに自由に貼っていただけます。
「たくさんの人の前で、発表するのは恥ずかしい。けど、本が大好き!」という方、どんどん、おもしろい本をおすすめください。
第18回:テーマ「無」
平成26年10月19日(日曜)14時から
発表者6人・観戦者30人(当日先着)募集中
発表の申込みは中央図書館まで。
来館または電話(072-244-3811)、ビブリオバトル申込みメールで。
(メール件名は「ビブリオバトル申込み」としてください。)
折り返し担当者からご連絡します。