「火星年代記」

観戦者のコメント

• 静かな雨、詩的な雨が好きなので、「火星年代記」は好みに合っているなと思いました。
• 出版されたころには未来の話、だったのが、追い越してしまったものもあるのですね。

「桶狭間は晴れ、のち豪雨でしょう」

観戦者のコメント

• 歴史を気象学からみる、というのが興味深かったです。
• 単なる歴史の暗記としてではなく、生き生きとその時代を生きた人の息遣いを感じることができるように思いました。
• とても楽しそうに、リラックスして私たちに語ってくれたのが印象的でした。

「転がる空に雨は降らない」

観戦者のコメント

• さわやかな気持ちになれるならいいな、と思いました。
• 元気になりたいので読みたいです。
• 図書館で読んでみたくなりました。

「出世花」

観戦者のコメント

• 少女の成長と共に物語が進む短編ということで、心の動きと経過がたのしそうです。
• おもしろそうなので読んでみたい。

「絢爛たる暗号　百人一首の謎をとく」

観戦者のコメント

• 100首選ばれた短歌の1つ1つが、優れているからという理由ではなく、何らかの意図を持って集められているという話に興味を持ちました。
• 百人一首は子どもの頃苦手だったので、もう一度勉強してみようと思いました。

すべての発表と質疑が終わり、「一番読みたくなった本」に投票します。

さて今回の結果は？

投票の結果、第16回のチャンプ本に輝いたのは
「桶狭間は晴れ、のち豪雨でしょう」
（発表者：伊丹大樹さん）でした！

【チャンプ本発表者からのコメント】

堺市立中央図書館での発表は今回で2回目になります。今回のテーマが「雨」ということで、全国各地でじめじめとした天候が続いておりますが、ビブリオバトル当日は天候に恵まれ、暑いぐらいでした。 私が今回発表した「桶狭間は晴れ、のち豪雨でしょう」は誰もがよく知る有名な歴史について、当時の資料から天候を読み取り、その天候と歴史を掛け合わせて考察してみたという内容で、歴史に関する知識、関心だけでなく、気象についての知識、関心も広げることのできる一冊です。

今回はこの本に興味を持っていただきありがとうございました。堺市立中央図書館でのビブリオバトルは毎回、面白い本の発表を聞くことができ、また、その本に対し興味深い発見をすることが多く、とても楽しんで参加させていただいております。このようなすばらしい活動が全国各地に広まってゆくといいなと思います。