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ビブリオバトルinさかい >知的書評合戦ビブリオバトル 第15回 |
第15回目のビブリオバトルinさかいを開催しました。
今回のテーマは「生」
「生」という字は、「せい」「なま」など、いろいろな読み方があります。
例えば「生醤油」「生真面目」などは、「生」を『き』と読みます。
そこで、今回は、隣り合った方とペアを組んで、
1分間に思いつく『き』のつく言葉の数を競いました。
13個の言葉を思いついた2組が、同点優勝となりました。
ビブリオバトル倶楽部員とじゃんけんをして、勝ったペアに、
特製ブックカバーが贈呈されました。
会場が盛り上がったところで、ビブリオバトル、スタートです!
今回の発表者は4人。
まずはくじ引きで発表の順番を決めます。
1番くじを引いた方から、希望の発表順を選んでもらいます。
すべての発表と質疑が終わり、「一番読みたくなった本」に投票します。
さて今回の結果は?
世の中には、○か×かで割り切れない……割り切ってはいけない問題がたくさんあります。
人間と動物の関係もそのひとつ。食肉、ペット、環境保護、動物実験……どれも人間や社会にとって重要なものであり、同時に、重大な矛盾を抱えています。「分かった」「割り切った」と思っていても、著者のハーツォグさんは次々に意外な事実を提示したり、意地悪な設問を仕掛けてきたりして、僕らの固定観念を揺さぶってきます。
何がいいことで何がいけないことなのか。どの問題にも単純明快な正解なんてありません。僕は答の出ない問題に悩みながら、今日もお肉をいただきます。
紹介された本 |
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「グイン・サーガ」 栗本 薫/著 早川書房 |
「ぼくらはそれでも肉を食う」 ハロルド・ハーツォグ/著 柏書房 |
「ドーバーばばぁ」 中島 久枝/著 新潮社 |
「銀河鉄道の夜」 宮沢 賢治/著 |
発表者には発表本や発表者名が書かれた
「コミュニケーションカード」(20枚)をお渡ししています。
コミュニケーションカードをもらうと共に、質問や感想を伝えてみてはいかがでしょう?
また、ビブリオバトル終了後は、発表者と観戦者のコミュニケーションをより深めるため、会議室にて、懇談会を行いました。
なごやかな雰囲気の楽しい会です。次回開催時にも、お気軽にご出席ください。
観戦者の方にも、今回のテーマ「生」のおすすめ本を教えていただきました。
受付でお渡しする用紙に書名やコメントを書いて、受付横にあるボードに自由に貼っていただけます。
「たくさんの人の前で、発表するのは恥ずかしい。けど、本が大好き!」という方、ぜひご参加ください。
第16回:テーマ「雨」
平成26年6月15日(日曜)14時から
発表者6人・観戦者30人(当日先着)募集中
発表の申込みは中央図書館まで。
来館または電話(072-244-3811)、ビブリオバトル申込みメールで。
(メール件名は「ビブリオバトル申込み」としてください。)
折り返し担当者からご連絡します。