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知的書評合戦
ビブリオバトルinさかい #6


平成24年(2012) 10月21日(日)開催

6回目のビブリオバトルinさかいを開催しました。
今回のテーマは「食べる」

開始前に少しだけ、同時間に東京で開催されていた「ビブリオバトル首都決戦2012」の中継を行いました。
堺で予選を実施した南関西地区代表の赤木さんも登壇されました。(赤木さんからのコメントはこちら!)

画像:アイスブレイク

今回のテーマ「食べる」にちなんだアイスブレイクタイムがはじまりました。
「“これさえあればご飯がすすむ!”という、ごはんのお供のランキング」、グルメコミックといえば?など。

画像:第6回発表者
今回の発表者は5人。何番目に発表するかも投票に影響するかも?

いよいよプレゼンテーションがはじまります。
観戦者のコメントと一緒に紹介します。

画像:発表者1
「生存者」
食べることが好きなので、「食べる」=「幸せ!」のイメージが強かったので衝撃的でした。
事実に基づいた衝撃的な内容に心が揺さぶられました。
「食べることは生きること」という当たり前のことをかみしめました。
「食べる」のテーマでこれが出るとはインパクトが強く驚きました。読んだことがあるので、改めて作品の強さを思い出しました。
人間の強さを感じる話でした。
画像:発表者2
「農場の少年」
とてもわかりやすく丁寧で聞きやすかったです。
料理を作ってみたところに共感しました。
大草原の小さな家シリーズをまた読みたくなりました。
画像:発表者3
「バタをひとさじ、玉子を3コ」
石井好子さんの生き方も紹介していただき、読んでみたくなりました。
オムレツがおいしそうでした。
各国により食の表し方や方法が違うので読んでみたくなりました。
画像:発表者4
「PETER AND THE WOLF」
発表者の方のお話もすごくわかりやすかったですし、私たちが日々頂いているものは何かを犠牲にしたものであると改めて感じました。
食べるということを子どもに伝える時に、とてもよさそうでした。
今までに見たことのない絵本のようです。読んでみたいです。
画像:発表者5
「美味礼讃」
調理師学校ができるまで、それほど大変だということにおどろきました。
日本にちゃんとした西洋料理が伝わったのが、ごく最近と知ってびっくりした。
質問に的確な答えがあって本の魅力が伝わってきた。
紹介された本(発表順)
生存者 P・P・リード/著 新潮社 1982
農場の少年 ローラ・インガルス・ワイルダー/著 講談社 1988
バタをひとさじ、玉子を3コ 石井好子/著 河出書房新社 2011
PETER AND THE WOLF SEREGEI PROKOFIEV/原作 KNOPH 1986
美味礼讃  海老沢泰久/著 文藝春秋 1994

大接戦

画像:シンキングタイム

すべての発表と質疑が終わり、いよいよ
「一番読みたくなった本」を投票します。
どの本に投票するか、シンキングタイムが与えられます。

画像:投票

今回はいつも以上に、どの本も多くの票を獲得する大接戦となりました。
「ビブリオバトルinさかい」では初、最多得票が同数で2冊。
「バタをひとさじ、玉子を3コ」
「PETER AND THE WOLF」の決選投票となりました。

今回のチャンプ本は?

画像:第6回チャンプ

激戦の末、第6回のチャンプ本に選ばれたのは
「PETER AND THE WOLF」
(発表者:川北かおりさん)
に決まりました。

チャンプからのコメント

「ビブリオバトルというタイトルではありますが、決して『バトル』に出場したという意識はなく、ただただ「こんなに素敵な本があるのをどうか多くの方に知っていただきたい」いう気持ちでしたので、これを機会に、一人でも多くの人にこの本に関心をもっていただければ、非常にうれしく思います。

当日ご紹介したのは絵本でしたが、自宅には常に図書館で借りた小説や評論、写真集などさまざまな書籍があります。そして、読みながら、「わたしの前にこれを読んだ人はいったい何を感じたんだろう?」と思い巡らすことも図書館で本を借りる楽しみのひとつでもあります。

ビブリオバトルに出場させていただいて改めて感じたのは、「簡単に言葉にはできない深い感動」にじんわり包まれる幸せな気持ちを味わうことこそがわたしの読書の一番の楽しみなのだと気づいたということ。

言葉に言い表せない深い想い、それこそを、次の機会があればビブリオバトルで皆様と共有させていただきたいと願っています。」

バトル終了後

コミュニケーションカード

発表者の方々へお渡しする「コミュニケーションカード」には発表本の書名、著者名、出版者名、発表者の方のお名前などが載っています。
カードを受け取る際に、質問タイムでは聞けなかったこと聞いたり、感想を伝えたりしてみてください。

観戦者からのコメント

画像:観戦者

ビブリオバトル首都決戦2012南関西ブロック地区代表より

南関西地区代表

第6回終了後、「ビブリオバトル首都決戦2012」で南関西ブロック地区代表の赤木結さんが準決勝でチャンプとなり、決勝へ進むファイナリストに選ばれたというニュースが届きました!

南関西ブロック地区決戦を観戦した方に向けて、赤木さんからコメントをいただきました。

「決戦はすごく楽しかったです。あんなに大勢の観客の前で話すのは初めてだったし豪華なゲストだったので相当緊張しました。
けれど言いたいことはしっかり言えたし、満足です。
ここまでこれたのも本がすごく面白そうなものだったからだと思います。本のチョイスって結構重要なんだなと思いました。
なにより、決戦までいけて南関西の存在をアピールできてよかったです。
これから和歌山でも広めて行って、来年もまた挑戦します。

ほんまにお世話になりました。何より応援してくださったみなさまありがとうございました。
またみんなでバトルしましょう!」

次回開催について

第7回:テーマ「ホラー」
平成24年12月16日(日) 14時から 発表者6人・観戦者30人募集中

申込みは中央図書館まで。
来館または電話(072-244-3811)、電子メールで。
(メール件名は「ビブリオバトル申込み」としてください。)
折り返し担当者からご連絡します。

部員大募集

画像:ビブリオバトル倶楽部

堺図書館ビブリオバトル倶楽部では、ビブリオバトルの企画・運営に協力していただけるスタッフを募集中です。
イベントが好き!本が好き! なあなた、一緒にイベントを盛り上げて行きませんか?フライヤーや優勝賞品作成のお手伝い、写真撮影などをしていただけるクリエイターも募集しています。
ご興味ある方は中央図書館まで。
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ビブリオバトルロゴ

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来館または電話(072-244-3811)、電子メールで。
(メール件名は「ビブリオバトル申込み」としてください。)
折り返し担当者からご連絡します。