図書館トップページ> ビブリオバトルinさかい> 知的書評合戦ビブリオバトル 第6回 |
6回目のビブリオバトルinさかいを開催しました。
今回のテーマは「食べる」
開始前に少しだけ、同時間に東京で開催されていた「ビブリオバトル首都決戦2012」の中継を行いました。
堺で予選を実施した南関西地区代表の赤木さんも登壇されました。(赤木さんからのコメントはこちら!)
今回のテーマ「食べる」にちなんだアイスブレイクタイムがはじまりました。
「“これさえあればご飯がすすむ!”という、ごはんのお供のランキング」、グルメコミックといえば?など。
今回の発表者は5人。何番目に発表するかも投票に影響するかも?
紹介された本(発表順) |
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生存者 P・P・リード/著 新潮社 1982 |
農場の少年 ローラ・インガルス・ワイルダー/著 講談社 1988 |
バタをひとさじ、玉子を3コ 石井好子/著 河出書房新社 2011 |
PETER AND THE WOLF SEREGEI PROKOFIEV/原作 KNOPH 1986 |
美味礼讃 海老沢泰久/著 文藝春秋 1994 |
すべての発表と質疑が終わり、いよいよ
「一番読みたくなった本」を投票します。
どの本に投票するか、シンキングタイムが与えられます。
今回はいつも以上に、どの本も多くの票を獲得する大接戦となりました。
「ビブリオバトルinさかい」では初、最多得票が同数で2冊。
「バタをひとさじ、玉子を3コ」と
「PETER AND THE WOLF」の決選投票となりました。
チャンプからのコメント
「ビブリオバトルというタイトルではありますが、決して『バトル』に出場したという意識はなく、ただただ「こんなに素敵な本があるのをどうか多くの方に知っていただきたい」いう気持ちでしたので、これを機会に、一人でも多くの人にこの本に関心をもっていただければ、非常にうれしく思います。
当日ご紹介したのは絵本でしたが、自宅には常に図書館で借りた小説や評論、写真集などさまざまな書籍があります。そして、読みながら、「わたしの前にこれを読んだ人はいったい何を感じたんだろう?」と思い巡らすことも図書館で本を借りる楽しみのひとつでもあります。
ビブリオバトルに出場させていただいて改めて感じたのは、「簡単に言葉にはできない深い感動」にじんわり包まれる幸せな気持ちを味わうことこそがわたしの読書の一番の楽しみなのだと気づいたということ。
言葉に言い表せない深い想い、それこそを、次の機会があればビブリオバトルで皆様と共有させていただきたいと願っています。」
発表者の方々へお渡しする「コミュニケーションカード」には発表本の書名、著者名、出版者名、発表者の方のお名前などが載っています。
カードを受け取る際に、質問タイムでは聞けなかったこと聞いたり、感想を伝えたりしてみてください。
第6回終了後、「ビブリオバトル首都決戦2012」で南関西ブロック地区代表の赤木結さんが準決勝でチャンプとなり、決勝へ進むファイナリストに選ばれたというニュースが届きました!
南関西ブロック地区決戦を観戦した方に向けて、赤木さんからコメントをいただきました。
「決戦はすごく楽しかったです。あんなに大勢の観客の前で話すのは初めてだったし豪華なゲストだったので相当緊張しました。
けれど言いたいことはしっかり言えたし、満足です。
ここまでこれたのも本がすごく面白そうなものだったからだと思います。本のチョイスって結構重要なんだなと思いました。
なにより、決戦までいけて南関西の存在をアピールできてよかったです。
これから和歌山でも広めて行って、来年もまた挑戦します。
ほんまにお世話になりました。何より応援してくださったみなさまありがとうございました。
またみんなでバトルしましょう!」
第7回:テーマ「ホラー」
平成24年12月16日(日) 14時から 発表者6人・観戦者30人募集中
申込みは中央図書館まで。
来館または電話(072-244-3811)、電子メールで。
(メール件名は「ビブリオバトル申込み」としてください。)
折り返し担当者からご連絡します。