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1902年頃と2013年の写真

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1902年頃の写真 2013年の写真
撮影月日:2013年1月23日
撮影場所:堺市西区浜寺公園町3丁
浜寺公園南交差点北東側より駐車場前の千両松跡付近を撮影

『堺大観』第7巻、p.58、写真はp.66-67間に掲載、明治35年前後

浜寺公園千両松について

千両松は『浜寺公園誌』によると紀州街道沿い大鳥神社参道つきあたりの延長上にあり、周囲1丈3尺(約4m)、高さ6間半(約12m)、樹齢800年といわれる大木である。その名の由来は紀州藩主が東上する際、籠を松の下に停めて「自分の城の庭園に移す者があれば千両を与える」と言ったことにある。戦後浜寺公園が占領軍に接収された時に取り除かれ、現在はその幹の一部は菅原神社の楼門に移されている。


参考文献

『堺市史』続編第2巻,p.417,p.1015,p.1048
『堺市史』続編第3巻,p.36
『大阪府史蹟名勝天然記念物』第4冊、大阪府学務部編、1929年、p.464
『堺市立浜寺昭和小学校創立50周年記念誌』、1983年