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1902年頃と2012年の写真

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1902年頃の写真 2012年の写真
撮影月日:2012年1月25日
撮影場所:堺市堺区大町東1丁、2丁
山之口筋交差点西南側より、山之口商店街入口に向け撮影

『堺大観』第4巻、p.113、上記写真はp.113-114間に掲載、明治35年前後


山之口筋について

山之口筋は文化・文政の頃から宿院あたりの芝居小屋等の賑いと共に発展してきた。この写真は宿院山之口角より撮影されたものである。明治30年(1897)頃の山之口筋の道幅は広いと感じるが、江戸・明治期の庶民の建物は軒高が低いことなどからそう見える。戦後、道路拡幅により写真右の「うどんそば」の店から4軒目ぐらい(ひとつ目の電柱あたり)まで「フェニックス通り」に含まれた。


参考文献

『堺市史』第3巻、p.135
『岸谷勢蔵画堺市第1次疎開地区記録を読む』、堺市博物館、2011年、p.25,p.40
『堺市疎開地記録写真帳』、堺市、1945年
「堺大絵図 文久3年改正」、河内屋源七郎、1863年