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1902年頃と2012年の写真

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1902年頃の写真 2012年の写真
撮影月日:2012年9月13日
撮影場所:堺市堺区中之町西1丁
大道筋東側より西方向を撮影

『堺大観』第3巻、p.33-34、上記写真はp.34-35間に掲載、明治35年前後


神宮奉斎会について

明治10年(1877)、明治天皇の行幸があり、中之町にあった豪商の河盛仁平邸宅が行在所(あんざいしょ)となった。この行在所を記念し永久存続の為、明治20年神宮堺教会所とし、明治22年に神宮奉斎会と改称、大麻暦頒布所(たいまれきはんぷしょ)となった。のちに、明治天皇行在所跡として鈴鹿氏が所有し保存されていたが、居住者転居により昭和8年(1933)堺市教育会が保存した。現在は私有地で、阪堺線脇に立つ石碑が唯一の面影となっている。


参考文献

『堺市史』第7巻,p.497
『堺市史』続編第2巻,p.403
『堺旧市雑史録』、山中金治、1979年、p.278
『堺旧市の懐旧』、山中金治、1975年、p.111