平成16年3月
堺市教育委員会
子どもの読書活動は、子どもが言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く魅力的なものにしていく上で欠くことのできないものです。国はそうした読書のもつ計り知れない価値を認識し、子どもの読書活動を、国を挙げて支援するため、平成12年を「子ども読書年」と定めました。
平成13年には、「子どもの読書活動の推進に関する法律」が施行されました。この法律は、すべての子どもが自主的に読書活動を行うことができるよう、また適切な時期に適切な本に出会い、読書が楽しめるように、積極的にそのための諸条件を整え、環境の整備・醸成を図ることを基本理念としています。
国はこの法律の規定に基づき、「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」(平成14年8月)を策定し、概ね5年間にわたる施策の基本的方向を明らかにしています。
大阪府においても「大阪府子ども読書活動推進計画 ―大阪府子ども読書ルネッサンス―」(平成15年1月)を作成し、そのなかで各市町村がこの計画を基本として、地域の子どもの読書活動の推進状況を踏まえた市町村読書活動推進計画の策定に努めるよう求めています。
本市では、堺市総合計画「堺21世紀・未来デザイン」において、子どもたちの豊かな心を育むため、学校図書館の機能の充実や、市立図書館の連携をうたい、また、「堺市教育重点目標」などのなかで、子どもの読書活動を、生きる力を育む重要な要素として捉え、学校、家庭、地域のあらゆる場面で工夫された読書活動の推進をめざしています。
このような子どもの読書活動の推進への動きを受けて、国の基本計画、府の推進計画を基本とし、学校、家庭、地域等それぞれが連携・協力し合って、生きる力を育む読書活動を推進するため、「堺市子ども読書活動推進計画」を策定するものです。
なお、本計画は本市として概ね今後5年間にわたる施策の基本的方向を明らかにするものです。
平成16年3月7日
堺市教育長 髙橋 一德